昨日、「プレジデントチャレンジ」のことを書こうとしたのだが、残念ながら時間切れになってしまったので、その続きを今朝は書いてみよう。
そもそもプレジデントチャレンジとは?
この夏の「100×10チャレンジ」から派生して走り始めたプロジェクトである。
100×10チャレンジで学生が与えられたミッションは、多くの社会人に自らアポを取って会いに行くというもの。5人編成のチームで合計100名の社会人への訪問をミニマム目標としていたのだが、訪問先の社会人の多くは、パフが用意していた(あらかじめ職サークル協賛企業の人事の皆様にお願いし、会ってくださる社員の皆さんの名簿をご提供いただいていた)。
なので学生がアポのお願いをした場合、よほどのことがない限り(時間が許しさえすれば)彼らの訪問を受け入れてくださっていた。訪問してからも、社会人の方々は総じて学生たちに優しく接してくださっていた。
比較的ハードルの低い社会人訪問だったわけである(それでも経験のない学生にとってはかなりシンドイことなのだけど)。
それに対して、このプレジデントチャレンジは、かなりハードルが高い。
まず、訪問先は経営者(社長および役員)なのである。しかも、その訪問先の大半は自分たちで開拓してもらう。そして、訪問数は(プロジェクトチーム全体で)100名。期限はたったの8週間。
このチャレンジャブルなプロジェクトに参加するのは、100×10チャレンジで特に活躍していた学生10名。ひとりあたり平均10名の社長を開拓しないと目標を達成できないわけだ。
パフの営業マンであっても(昨日書いたようにチキンなので)なかなか社長に対してアポを取ろうとしない。それを学生たちにやらせようというわけである。
想像しただけでも楽しくなってくる。昔の(22歳だったころの)僕が、何もわからず「社長をお願いします!」と、1日100社の会社に電話していたことを思い出す。
で、このプロジェクトを企画して牽引しているのも学生。タニグチという、昨年の100×10修了生で、来春から某協賛企業に入社することが決まっている奴だ。内定直後に、「卒業するまでパフで働かせてください!」と、僕に直接志願してきた。「飛んで火にいる夏の虫」とは、タニグチのような奴のことを言うのかもしれない(笑)。
そんなわけで先週の水曜日(10月14日)が、このプロジェクトのキックオフ。
「まずは経営者のことを学ぼう!」ということで、パフが創業時からお世話になっているAGSコンサルティングの廣渡社長に「経営者とは?」と題した講演を行ってもらった。
※AGSコンサルティングは国内大手の(会計士・税理士で構成された)経営コンサル会社で、これまで数多くの企業の新規上場やM&Aや事業承継などを手掛けてきた。先月、大手町のフィナンシャルシティに移転したばかりなのだが、名だたる上場企業の経営者たちから胡蝶蘭が届けられていてビックリした(200~300本はあったんじゃないかな?)。
この講演が抜群に面白くて、経営者の特徴を見事に捉えていた。さすが廣渡さんだ。
学生たちも、社長訪問に向けてのモチベーションがぐ~んと高まったのではないだろうか。
さてさて、何はともあれ走り出してしまったプレジデントチャレンジ。僕も陰から応援している。いや、表に出ることもある。それは、学生たちが訪問先企業に無礼なことをしでかしたときだ。真っ先にお詫びに行こうと思っている(最大の営業チャンスでもあるのでw)。
ということで、プレジデントチャレンジに挑戦してくれた学生諸君。失敗なんか恐れずに、数多くの社長へのアポイントを取りまくって欲しい。いざというときには一緒にお詫びに行ってあげるからさ(笑)。
本日の夕方は、このプレジデントチャレンジの学生たちが茅場町に集まって作戦会議を開くらしい。僕はその時間、仙台の名物社長とお寿司を食べてるけどね(本日は久々の仙台出張なのです(^o^))。
では、学生たちの健闘を祈念しつつ、行ってきます!