昨日は、取引銀行からご紹介いただいた社長にお会いするために、中央区に本社のある某社にお邪魔した。
同社は2002年設立でパフよりも社歴は若いのだが、すでに全国の主要都市に拠点を設置。東京本社にも60名ほどの社員がいる。
ベンチャーといえばベンチャーなのだが、堅実な事業内容で着々と業績を伸ばして現在に至っている。
通された応接の隣の部屋が会議室だったのだが、ちょうど営業会議が開かれていたようで、営業部長(らしき人)が各地の営業担当者に今月の営業進捗状況を聞いている声が漏れてきた(空調の関係で天井に隙間があったんですね)。
本社メンバーだけでなく、テレビ会議システムも利用しながら全国各地の担当者ともやりとりしているようで、相手の声はたまにスピーカーから聞こえてきた。
緊張感がひしひしと伝わってきた。
営業部長(らしき人)は、罵声を浴びせているわけでも叱責しているわけでもない。ただただ数字を中心とした問いかけをしているのみ。会議の中心言語は数字だったのだ。
数字は嘘をつかない。数字を前にすれば「頑張ってます」とか「根性で受注します」とかいう言葉がいかに空虚なものであるかが分かる。
社長が応接に登場するまでの5分間だけだが、この会社が業容を拡大している理由がよく分かった(翻ってうちの営業会議が、おままごとのように思えてきて、ちょっと情けなくなってしまった泪)。
学生が就職活動をする際に、志望する会社の営業会議をオブザーブできたとするならば、会社を真に理解するための手段として最適だろう。その会社の文化・風土・価値観などがよく分かるんじゃないだろうか。
・・・などと、ふと思った昨日の他社訪問だった。
あ、紹介してもらった社長も素晴らしい人格者で、これから友好的な関係を築いていけそうだ。海外に留学する日本の学生たちとのネットワークも有しており、そのリソースも共有させてもらいながら新しいコラボの形を作っていけるかもしれないし。
ご紹介いただいた銀行マンに感謝である。
さて、いよいよ本日は(実質的な)仕事の最終日。あとは週明け月曜日の大掃除と納会を残すのみとなった。
では、本日も朝食とあさ後、行ってきます!