最近は映画やドラマを観ても、感動小説を読んでも泣くことが少なくなった。
たまに家族でドラマを観ていると、感動的なシーンで娘やカミさんが泣いてるときがあるのだが、そんなときでも僕は醒めながら観ている。
決して感動していないわけではないのだけど、人前で泣くのが恥ずかしいと思うビミョーなお年頃なのだろうか。
そんな僕なのだが、昨日、不覚にも泣いてしまった。
しかも朝っぱらから、会社の自分の席で。
広報&採用担当のヒラハラから、10年前の会社説明会や9年前の10周年記念イベント用に僕が書き下ろした演劇脚本を探して出して送ってほしいというオーダーをもらっていた。
そんな古い脚本あったかなと、会社のサーバーの中を探索していたら、あったあった。
これだ。
いやあ、懐かしい。
「学生編」「起業前夜編」「激動編」「未来編」という四部構成の脚本。上演時間30分超の大作である。
これを久々に読んでいたら、泣けてきてしまったのだ。
しかし、自分が書いた脚本で泣いてしまうとは情けない・・・((+_+))。
いや、ひっそりと泣いてるだけならまだよかったのだが、泣いているところを見られてしまった。
経理担当者が、出社時に僕の席まで郵便物を届けに来たのだ。
「はい、これ」
(と、経理担当者が郵便物を僕に差し出す)
「あら、なんだか目が赤いわね、どうしたの?」
(と、経理担当者が僕の顔を覗き込む)
「あれ~泣いてるの~?」
(と、経理担当者は大爆笑)
社長を相手にしてるのになぜかタメグチの経理担当者なのだが、イチバン見られてはならない社員に見られてしまったのだった。ああ、しくじった(苦笑)。
ということで、僕にもまだ涙が残っていました、というどうでもいいお話でした。
ところで、いよいよ大詰めの「あさが来た」。毎日、欠かさずに観ている。
新次郎さんの最期がそろそろ描かれるのではないかと思うのだが、感動して目を真っ赤にしないようにしながら行ってきます!