昨日のお昼過ぎのことだった。
「採用担当のヒラハラさんいらっしゃいますでしょうか?」という電話がかかってきた。
電話の主は、楽●が運営する「み●就」の営業マン。
「み●就」は、いわゆる就活の掲示板サービスで、一時は知らない学生はいないほど有名なサイトだった。
電話を受けたキムラが「どうしましょうか?」というので、「出てみるよ」ということで、育休中のヒラハラに代わって僕が出てみた。
以下、だいたいのやりとり。
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み「キャリタスさんのインターン合説に出展される皆さんにお電話させていただいております」
釘「ほう、そうでしたか」
み「あの、み●なの就職活動日記のことはご存知でしょうか?」
釘「もちろん、よーく知ってますよ。当時、まだ早稲田の学生さんだった彼が運営していた頃から知ってますよ」
み「・・・あ、あ、そうですか」
釘(あれ?知らないのかな?)
み「それで、実は弊社も新卒採用やインターンシップのサービスを提供しておりまして…」
釘「ああ、そうですよね」
み「いちど、そのサービスのご案内でお邪魔させていただければと思うんですが」
釘「いいですけど、うちが何をやってる会社だかご存知ですか?」
み「あ、い、いえ」
釘(なんだよ、知らないのかよ…)「だったら、一度うちの会社のこと調べたうえで、もう一度お電話いただけますか?お会いすることは吝かではありませんので」
み「は、はあ…」
釘「私は代表のクギサキと申しますので」
み「は、はい、失礼しました」(ガチャっ)
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事実、僕と「み●就」の創業者たち(二人だけですが)とは、旧知の間柄だ。楽●が買収してから数年間は彼らも移籍していたので、ビジネスとしてのお付き合いもしていた。多いときは年間1,000万円以上の広告を出していたこともある。
もう10年以上も前のことだが、営業マンならそのくらいの取引履歴は調べてから電話をしてほしいものだ。
しかも、昨日はその後、電話がかかってこなかった。
せっかく「調べたうえで電話をかけてくれればお会いしますよ」と言っているのに、もったいない。
まあ、み●就の営業マンのほうが、「こんな会社の社長に会うのは時間の無駄だ」と思ったのかもしれませんけどね(苦笑)。
ということで、昨日の営業マンさん、よかったらもう一度お電話くださいね(^_-)-☆。・・・絶対、こんな日記読んでないと思うけど(笑)。
と、笑っている場合ではない。我々も、これを「他山の石」としなければ。
過去の取引経緯を知らずしてテレアポなどしては絶対ダメ。
「うちは何をやってる会社だか知ってる?」と問われて、何も答えられないのはもっとダメ。
みなさん、気を付けましょう!
では、雨が降り出す前にウォーキングで行ってきます!