釘さん日記

100×10チャレンジの振り返りレポート

今年の100×10チャレンジは今、夏の全5クールがすべて完了、そして秋の1,2クールまで終わったところだ。

残すところ、秋の3~5クールまで。学生数にしてあと60名を受け入れる。

今週と来週はハロウィンや学園祭などで学生がインターンシップどころではないだろうwということでひと休み。11月6日(日)から、秋の第3クールが始まる。

学生が100×10チャレンジの活動を行っている2週間(実質12日)は毎日、振り返りレポートを書いてもらっている。いわば日報のようなものだ。その日の社会人訪問や、ホームルームで得られた学び、気づき、反省などを自由形式で書いてもらっている。最終日には2週間全体を振り返って記述する学生も多い。

本日はその振り返りレポートの一つをご紹介しようと思う。

このレポートを書いてくれたのは、秋の第2クールを先日終えたばかりの学生で、僕のところにも最終日に訪問してくれた学生。学習院大学のMさんという女子学生だ。

ご本人の承諾を得られたので、以下最終日のレポート全文を原文通りに転載してみる。

本日は二週間に渡って行ってきた100×10チャレンジの最終日を迎えました。

PDCAサイクルの際に、みんながプラスの面の共有だけしかしてこなかった、マイナスなこと(訪問疲れたや、何も気付きを得れなかった、など)こそ、みんなで話し合って不安を共有できたら良かったよね、という意見を聞き、おそらくまだどこかで、自分だけが訪問疲れてるって思ってるかもしれない、みんなはちゃんと訪問できてて、私は全然ダメだという思い込みをしてしまったがために、ちゃんとありのままの自分の気持ちを伝えられなかったんだと、今更ながらとても後悔しました。
でも逆にホームルームが終わった後に気づいたのではなく、終わる前にみんなと一緒に確認できたことは大きなことではないかとも思いました。

また個人プレゼンは、前回の練習で自分の伝えたいことをきちんと伝えきれなかったから、今回はこれをちゃんと伝えたいと思って臨んだ結果、前回よりも少し上手くプレゼンができたのかなと思いました。前回より、プレゼンを楽しんでできるように頑張ろうと心がけたのが報われたと思います。

グループプレゼンは、みんなで話し合い、抽象的な内容ひとつをプレゼンするという方針にしましたが、他の班のプレゼンの良い部分を今後のプレゼンの際の参考にしつつ、でも私は自分の班が一番いいプレゼンをできたなと自信をもって言えます!(笑)
本当にこの100×10チャレンジをして思ったのが「自分から行動しないと何も起こらないんだ」ということでした。今後も自分から行動をどんどん起こしていけるように、その心がけを常にもって生活していきたいです。

正直100×10チャレンジを始める前はちゃんと自分の意見を言うことができるだろうかや、そもそも他の参加した人たちと交流することができるのだろうかと不安だらけでした。ですが、今回100×10チャレンジをするに当たり、今まで引っ込み思案だった自分を、積極的に話せる自分に変えたい!という目標をもって、みんなと話し合いをしていくうちに、自分の意見を言うことが恥ずかしくなくなり、むしろ楽しいなと思えるようになってきました。また、自分の意見に対して同意をしてくれたり、さらにアドバイスをくれた仲間の存在がとても助かりました。みんなの意見を聞いて、「あ、これは自分では絶対浮かばなかった考え方だ、すごく面白いぞ」など、みんなの意見に触れることもとても新鮮で楽しくて、自分の足りない部分を知る良い機会ともなりました。

100×10チャレンジはこれで終わってしまいますが、これで終わりだと思うのではなく、引き続き社会人訪問も続けていきたいし、ホームルームの仲間との縁はここで途切れてしまう訳でもないから、この「ウィークタイズ」を大切にしていきたいと思います。

またトレーナーの星加さんには、初回ホームルームから今までたくさんお世話になりました。星加さん(注:秋第2クールのトレーナー)が優しく的確なご指導を下さり、自分達に足りないところ、直すべきところが見えてきました。本当にありがとうございました。

こういった一人ひとりのレポートを僕らはしっかりと読ませてもらっているわけだが、僕たちにとっても大きな学びと気付きをここから得ることができる。

今年で3年めになる100×10チャレンジ。この3年間で約1,000名の学生を受け入れたことになる。一人ひとりの学生の変化・成長が、さらに彼らが巣立った先の社会で広がってくれたらと思う。

 

さて、本日はちょっとだけゆとりがある。この隙に、たまりにたまった宿題を片づけてしまおう。あ、ピアノの練習もしなきゃな(*’ω’*)。

では、朝食後ウォーキングで行ってきます!

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