釘さん日記

笹塚にいる勤続63年のおかあさん

京王線の笹塚駅から5分ほど歩いたところに、僕が通っているピアノ教室がある。月2回、約90分間のレッスンを受けている。

笹塚は昭和の雰囲気がたっぷり残る街で、とても気に入っている。

昨夜はその稽古日。

稽古が終わった後、駅そばにある昭和の雰囲気ぷんぷんの居酒屋にふらっと入ってみた。

おお、これは|д゚)

 

 

まさに昭和の居酒屋。大國家(だいこくや)というカウンターだけのお店。

このお店を切り盛りしているのが、このおかあさん。

御年80うん歳。なんと昭和29年に、この場所でお店を開いたのだそうだ。

昭和29年!

僕が生まれる6年も前。団塊の世代の方々が小学校にあがるかあがらないかといった時代。ということは、今年で勤続63年になるわけだ。

すごいなあ。てきぱき料理も作ってくれる。まさにおふくろの味。

カウンターで隣になったオジサンは御年70歳。

総合商社を定年退職して今は大学で教鞭をとっているのだが、鮎釣りが趣味で、毎年解禁の日にどっさり釣ってこの店に運んでくるのだそうだ。

このオジサンともすっかり仲良くなって、6月になったらその鮎を食べさせてもらう約束をした。

僕の年齢を伝えたら「なんだ、まだ若造じゃないか。80歳までは働けよ!」と言われたり(笑)。

会社のなかでは僕がもちろん最年長だし、社外の経営者同士の会合でも上から数えたほうが早い年齢になってしまったのだが、こういう場所に来れば僕もまだまだ若造なのだ。

月に2回のピアノの稽古が楽しみになってきた。

そして昨夜は、京王線沿線に住む僕以上に若造な方々も合流してくれて、楽しい昭和の夜を過ごしたのでしたとさ(^◇^)。

 

さて、今夜は本物の若造たちとの宴席が予定されているので、まずはウォーキングで昨夜の酒を抜かなければ。

では早足で行ってきます!

 

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