「読書は大事だ」とは言うものの、なかなか読めていない人も多いのではないだろうか。僕もそうだ。買うだけ買って、本棚の中に鎮座したままになっている本がたくさんある。
パフでは新人研修の一環として「輪読会」が開催されている。新入社員は参加必須で、先輩社員も自由に参加してかまわない。
昨年(イシガミが新入社員のとき)から始まったのだが、結局、参加していたのはイシガミの他には指導役のヨシカワのみ。ちょっと寂しい状況だった。
参加したいと思っていた社員もいたのだろうが、たぶん毎回の開催日までに課題図書を読むことが出来なかったのだろう。昨年は毎週開催されていたのだが、たしかに一週間に一冊の本を完読するというのは、本に慣れていない人にとっては辛いことだったろう。
でも、今年はそれじゃ寂しいでしょ?ということで、昨年の新人イシガミと、今年も指導役を務めるヨシカワが、「事前に課題図書を読まなくても参加できる輪読会のやり方」を提案してくれた。
その輪読会のやり方というのが、アクティブ・ブック・ダイアローグ®(ABD)というもの。僕は知らなかったのだけど、ABDのホームページにはこのような説明が書いてあった。
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アクティブ・ブック・ダイアローグ®は、読書が苦手な人も、本が大好きな人も、短時間で読みたい本を読むことができる全く新しい読書手法です。
1冊の本を分担して読んでまとめる、発表・共有化する、気づきを深める対話をするというプロセスを通して、著者の伝えようとすることを深く理解でき、能動的な気づきや学びが得られます。
またグループでの読書と対話によって、一人一人の能動的な読書体験を掛け合わせることで学びはさらに深まり、新たな関係性が育まれてくる可能性も広がります。アクティブ・ブック・ダイアローグ®という、一人一人が内発的動機に基づいた読書を通して、より良いステップを踏んでいくことを切に願っております。(開発者:竹ノ内 壮太郎)
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なるほど!
で、昨日はこのABD手法による輪読会の第一回目。僕も参加することにした。
課題本は「成功する人は偶然を味方にする 運と成功の経済学」(著:ロバート・H・フランク、日本経済新聞出版社、2017年)。事前に読んでおく必要はなかったのだけど、社長たるもの差をつけなきゃ!という妙なプライドもあってw、前日にkindle版をダウンロードしてこっそりと予習していた。
でも、この予習はほとんど意味がなかった。前日に2時間くらいかけて斜め読みしていたのだが、あまり役立つ本だと思えなかったからだ。著者の主張がいまひとつしくりこなかったし、面白さも感じることができなかった。
ところが!
昨日の輪読会が終わったときには、この本の良さや著者の主張も理解できた。もちろん役立った(良質なインプットができた)という実感もあり、満足できる時間となった。
アクティブ・ブック・ダイアローグ®って、なかなかスゴイじゃないか。次回開催が楽しみになった。
ただ、残念だったのは参加者が相変わらず少なかったこと。参加していたのは、新人のアクネとイシカワ、指導役のヨシカワ、そして社長の僕だけ。
これはもったいない。
次回からは先輩社員たちにもぜひ参加してほしいものだ。アクネ、イシカワ、「○○さん、ぜひ参加してください!」と個別に指名して参加を呼びかけよう。もし何か理由をつけて断られたら「えー!新入社員が頼んでいるのに出ないんですか??」とビックリした顔をして、軽蔑のまなざしを送ろう(笑)。
さて、本日は・・・あ、本を読むんじゃなくて書かなきゃいけなかった💦
では、そろそろ準備して行ってきます!