九州出張2日目のメインイベントは、この大学への訪問だった。
そう、APU(立命館アジア太平洋大学)である。(※上の写真はAPUホームページより)
APUのことは、設立された西暦2000年よりずっと前から気になっていた。僕がパフを創業したばかりのころだったろうか。
なぜならば、APUの建設予定地は僕の故郷である湯布院からクルマで30分くらいのところだったから。「近くに何やら日本では珍しい国際的な大学ができるらしい」という話を旧友たちから耳にしていたのだ。
実際に大学が開学してからは首都圏の大学以上に縁が生まれている。APUの学生をインターン生として迎え入れたこともあったし、パフに応募してくれる学生も何人もいた。最終選考まで残ってくれた学生もいる。
そんなご縁があって最初にAPUに訪問したのは6年前だった。ちゃんと日記にも書いていた。⇒ わが青春のふるさと大分(2012年10月19日)
一昨年の11月には、臨時授業をやったりもしていた。⇒ 故郷に錦を飾る(2016年11月4日)
そして、このたびもっとスゴイご縁が生まれたのだ。
8年ほど前からお付き合いのあった出口治明さん(ライフネット生命の創業者)が今年の1月にAPUの学長に就任されたのだ。
そのニュースが流れた時、ビックリすると同時にとても嬉しくなった。
出口さんとは、就職や採用の問題について熱く語り合ったこともあった。なんと、僕のライブに来てくださったこともある。
そうそう、7年前の日記にも書いていた。⇒ ライフネット生命の出口社長と、就職問題について語り合った日(2011年2月26日)
こりゃあ、すぐにでも表敬訪問しなきゃ!
ということで(さすがに、すぐ、という訳にはいかなかったけど💦)、今回の訪問とあいなった訳だ。
前日の人事勉強会でも一緒だったエーアンドエスの木津さんにクルマで連れて行っていただいた(木津さんもAPUのキャリアオフィスとは深い縁があったのだ)。
大分市内からクルマで約45分。別府の山を登り切ったところにAPUはある。
本館に入ったとたん感激した。玄関の大きなディスプレイに、こんな表示が(@_@)。
「VIP扱いなんだ!」と勝手に解釈したのだ(^^♪。
すぐに学長室に通していただき、出口さんと久々の再会。出口さんは満面の笑顔で僕と木津さんを迎え入れてくださった。
パフの近況をご報告したり、出口さんからはAPUのことをあらためてご説明いただいたり、学長に就任されたいきさつなどもお聞きすることができた。
出口さんとのお話が終わった後は、3回生(インド出身)と4回生(韓国出身)の学生さんにキャンパス内を案内してもらった。
キャンパス(とくに図書館)もすごかったのだが、二人の学生さんがすごく良かった。礼儀正しく、日本語も上手だった。韓国出身の4回生君は愛知県の某メーカーに就職が内定しているという。インド出身の3回生君もまずは日本で就職して様々なことを経験した後に母国に帰ることを考えているらしい。ふたりとも国際的に活躍していくんだろうな。
僕が高校生のときに、もしAPUがあったなら、APUへの入学を希望していたかもしれない。そうしたら人生はがらっと変わっていただろうな。あ、でもそうしたらパフは生まれていなかったので、それはそれで問題か(笑)。
・・・で、APUへの訪問はまだ終わらない。
その後、キャリアオフィスにお邪魔して、ランチしながらの打合せ。
APUとエーアンドエスとパフの3社とで、交換留学(職)を実施することになっているのだ。
来月にはパフの若手社員とエーアンドエスの若手人事社員をAPUに送り込む。そしてパフでは、今年の秋に職員を受け入れる。なかなか画期的な取り組みだ。
民間企業(しかもパフのようなちっぽけな会社)に職員を派遣したり、逆に民間の社員を職員として受け入れたりなど、他の大学では難しいことなのではないかと思うが、こういうことができるのもAPUだからこそ。ホントにすごい大学だと思う。
これからも、ますます連携を深め広げていけたらと思う。僕が大分に出張する大義名分もできるってわけだ(^^♪
さて、いま実は福岡にいる。九州3日目は、会社説明会コーディネートのお仕事。ちゃちゃっと朝ご飯を食べてから、行ってきます!