釘さん日記

昨日のシンポジウムで話した「採用力」のこと

昨日は、(一社)日本採用力検定協会の第一回シンポジウムを予定通りディスコさんの神楽坂HCスタジオにて開催した。

冒頭では理事陣を代表して、人事管理の権威である今野浩一郎先生からのご挨拶。

・・・が、ご挨拶にとどまらず、後に僕らが話そうとしていた核心部分の話を予定時間の倍くらい使ってしてくださった。うれしい誤算かな(^^;。

そして第一部として、僕とビジネスリサーチラボの伊達さんから協会の理念と事業、そして「採用力とは何か?」という話をした。

その後、休憩を挟んで第二部では、人材研究所の曽和さんから検定協会として予定している検定問題を披露しながらの講座。適所に冗談を交えながらの90分間にわたる飽きさせない講義。さすがである。

第三部では、立食形式で飲食しながらの情報交換会。協会の理事陣と企業の人事担当者だけでなく、大学のキャリア支援担当者、HR事業者も含めての交流を行った。

昨日ご来場の皆様、お忙しいなか4時間以上に渡ってお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

ご参加できなかった皆さんのために、僕が昨日お話しした(したかった?)「採用」と「採用力」の重要性について、以下、まとめておきます。

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「採用」と「採用力」の重要性について

企業にとっての採用とは?

企業の資源は「人、もの、金」っていいますが、そのなかでも最も重要なのが「人」。これは古今東西、大昔から現在、そして未来に至っても、たとえAIやロボットが労働力の多くを担うことがあったとしても、変わらないものです。

企業の将来・未来を創造するのが人材であります。その人材を獲得するのが「採用」ですから、企業にとって最重要であることは、いまさら説明する必要もないですね。

一方で、個人にとっての(企業の採用の)重要性

新卒で一番最初に働く会社によって、その人の人生というか運命は大きく決定づけられます。個人の人生・未来、その人が幸せになれるかどうかは、どこでどんな仕事をするかにかかっています。そんな個人の人生にかかわる重い役割を任されているのが私たちの「採用」というシゴトなわけです。

で、あるにもかかわらず、採用に関する議論と言えば、やれ、経団連がどうだの、就活開始時期がどうだの、ワンデイインターンシップがどうだの、青田刈りがどうだのといった、ルールの問題ばかりに終始しており、チコちゃんに叱られそうな状況です。

私たちは本来、超重要なシゴトである「採用」についての本質を、もっともっと議論しなければならないはず。

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そんなわけで、「日本採用力検定協会」の設立に至ったわけだけど、すべてはこれから。皆さん、一緒に盛り上げていっていただけると嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします!

 

さてと、本日は昨日とはまったく違う仕事。Fネットの例会ですね。では、ボーっとして叱られないように行ってきます!

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