昨夜は、NHK大河ドラマ「西郷どん」の最終回。史実と違うとか脚本も演出もダメとか批判されながらも、僕は第一回から昨日の最終回まで欠かさず全話を楽しく鑑賞させてもらった。
最終回も、いわゆる史実(通説)とは違う描かれ方だったが、あれはあれで良かったんじゃないかと好意的にみている。というか満足だ。
ところで「西郷どん」を観るたびに、思い出していた昔のドラマがある。1987年12月30日、31日の二夜連続で放映された日本テレビ年末時代劇スペシャル「田原坂」だ。
31年も前のドラマだ。僕の独身最後の年で、昭和が終わる1年前。このドラマで西郷隆盛を演じていたのは里見浩太朗で、大久保利通は近藤正臣だった。そして西郷の妻いとを秋吉久美子が演じていた。そのラストシーンで「ちごう、旦那さあはこげんなお人じゃあいもはん!」と上野の西郷さんの銅像を見上げながら言っていた姿がなぜかずっと頭の中にこびりついていた。
今回の「西郷どん」でも、このシーンが第一回で黒木華によって描かれていた。それが毎回31年前の「田原坂」を思い出させた理由かもしれない。黒木華、いい女優さんだな。愛加那を演じた二階堂ふみも良かったし大久保利通の正妻を演じた美村里江(ミムラ)も良かった。
それにしても大河ドラマというのはスゴイ。丸々1年もの間(実際の収録は1年半くらいだろうか)演じ続けてきた役者の皆さんには頭が下がる。
特に鈴木亮平の熱演ぶりは良かった。終盤、本物の西郷さんの体型に近づけるために、かなり無理して太ったんじゃないだろうか。あっぱれだ。
と、いろいろと書いてみたいところだが、朝の連ドラを観なければならないので、今朝はここらでよかろかい。
では、まんぷく&朝食後行ってきます!