昨夜は、急きょ日本武道館に行くことになりました。
ミュージシャンのライブではありません。
25日から開催されている「世界柔道選手権」を観戦したのでした。
そもそも日本武道館は1964年の東京オリンピックの柔道の会場として建設されたのですから、正しい在り方ですね。
昨夜は、男子81kg級と女子63kg級。
僕が観戦したのは、3位決定戦、準決勝、決勝だったのですが、すでに男子(藤原崇太郎選手)は初戦敗退しており、その姿はありませんでした。残念((+_+))。
でも、女子の田代未来(たしろみく)選手は順当に勝ち上がって、決勝まで進んでいました。対戦相手は、フランスのクラリス・アグベニュー選手。2年連続で優勝している強敵です。
試合が始まりました。
手に汗握るとはこのこと。
お互いに激しく攻め合うも、実力が拮抗しているためなかなか技の決め手がなく、延長戦までもつれ込んでいきました。
試合時間はトータル10分を超えていました。もはや両選手とも体力の限界ではなかったでしょうか。しかし田代よりも相手のほうがより疲労していることは観戦席からも明らかでした。
田代攻める、攻める、攻める、いいぞ、いいぞ、いいぞ、勝てる、勝てる、勝てる!
そう思って声援を送ったあとの一瞬の隙でした。
クラリス・アグベニューの仕掛けた技に、田代の体が崩れ、肩を畳についてしまいました。審判の「技あり」の判定。
田代から優勝が逃げていった瞬間でした。
うーん、残念。
でも、場内からは割れんばかりの拍手。10分以上もの間、熱戦を繰り広げた両選手への激励の拍手でした。
いやー、柔道っていいですね!
僕も実は柔道小僧。いちおうは黒帯を持っています。久々に生で柔道を観戦できて幸せな夜でした。
さて、これから僕はもう一人のタシロと仕事です。なぜか遠く川越で。
では、ささっと朝食をとったのち、本日はなつぞらお預けで行ってきます!