今年の12月は暖かかったせいか、年末という感じがしていませんでしたが、さすがに今週に入って押し迫ってきましたね。
ところで、いま僕は「押し迫る」と書きましたが、「あれ?押し迫るでいいんだっけ?ひょっとしたら押し詰まるだっけ……」と不安になってググってみました。
すると、NHK文化放送研究所のページがヒットしました。
このページでは「放送現場の疑問・視聴者の疑問」ということで言葉の使い方を解説してくれているんですね。さすがNHK。
で、そのページをそのまま引用します。
Q.ことしも残すところあと1か月あまりになりましたが、これから12月にかけて「暮れも押し迫る」とか「暮れも押し詰まる」といった言い方が放送でもよく出てきます。同じ意味でしょうか、それとも違うのでしょうか。
A.一般的には同じ様な意味で使われていますが、放送では「暮れも押し迫る」は「暮れに近くなること」、また「暮れも押し詰まる」は「暮れの中でも、その終わり(12月末)に近くなること」の意味として使い分けています。
┃解説:「押し迫る」も「押し詰まる」も、ある事や時期が「近づいて来た状態」「間近になった感じ」をいいますが、前者より後者のほうが「より差し迫った状態」「余裕のない感じ」を指します。このため放送では、それぞれ次のような意味あいで使い分けています。
- ◇「暮れも押し迫る」 …暮れに近くなること
- ◇「暮れも押し詰まる」…暮れの中でも、その終わり(12月末)に近くなること
(ことばのハンドブックP29参照)
「下駄買うて 箪笥の上や年の暮」(永井 荷風)
なるほどね、勉強になりますね。
ということは・・・
仕事納めまではあと2日なので、「押し詰まる」のほうが相応しいし、大晦日まではプラスあと4日あるので、まだ「押し迫る」のほうが適切なんでしょうね。
いやー、日本語は深いですね。
思わぬところで日記ネタができたじゃんね(笑)。
昨日も一昨日も忘年会だったんですが、飲んでるネタばかりじゃなー、と思っていたのでちょうどよかったです。
とはいえ記録として昨夜の忘年会。神田神保町の蕎麦屋で飲んだ菊正宗の写真をアップしておきましょう。
昨日のお相手は15年ほどのお付き合いになる新聞社のNさん。ほのぼのとした忘年会でした!(^^)!
さて、押し詰まったパフの2019年。押し迫ったよのなかの2019年。あと2日とプラス4日。今年の仕事は今年のうちに終わらせてスッキリとした2020年を迎えましょう!
では朝食後、ジョージが逝って悲しみの中にいる喜美子(戸田恵梨香が演じるスカーレット主役ねw)を応援してから行ってきます!