倉本聰さんの言葉より

お昼休みの過ごし方。

営業のときは、13時のアポイント(企業への訪問)に向かって、ダッシュ
していることが多かったのですが、社内にいることが多くなってからは
ネットのニュースを閲覧することが多くなりました。

ネットニュースは、旬なニュースを手軽に閲覧できるので、使い方によっては
非常に便利ですね。

先週、ちらっと見たニュースで、「北の国から」の脚本家として有名な倉本聰さん
の記事が出ていました。ニュース内容は割愛しますが、印象に残った言葉があります。

「かつては知恵を使って作っていたが、今は知識でものを作るようになった」

自分自身、社内で「知恵子通信」と題した営業マンが最新知識を入手しやすい
メルマガを書いているのもあり、「知識と知恵」の違いが非常に気になり、ちょっと
調べてみました。

大辞林によると
「知恵」…事の道理や筋道をわきまえ、正しく判断する心のはたらき。
     事に当たって適切に判断し、処置する能力。

「知識」…ある物事について知っていることがら。
     ある事について理解すること。認識すること。

私なりに解釈してみると、
「知恵」を言語化し、他人に伝える時、それは「知識」となり、
得た「知識」を自分なりに解釈し、実用化できた時、「知恵」となるというところ? でしょうか。

実践することが知恵なんですね。

よく「大学で学んだことは、社会に出てから役に立たないよ」なんて
残念な話を聞きませんか?

学生時代の私は、「そんなことはないはずだ」と頑なに意地をはって勉強していましたが、
実際役にたったことって、ほとんどない…?
きっと、大学時代学んだことは「知識」だからなのでしょうね。

でも、勉強する過程とか、勉強の仕方などは今でも役にたっている気がします。
人生歩んできた道の中で、役に立たないことなど何もありません。今できることを
一生懸命やりましょう。

でもね、実際役に立たないの。
ゼミの仲間で大学の専門を生かせる機関に入った友達でさえ、「学んできたことよりも、
まずは実践。あまり役に立たないね」と言います。

だから、「自分はこれを学んできたから、この道を目指す!」とか(これはこれで、立派な
生き方ですが)、「こういう分野しか自分には進む道がない!」とか選択の幅を狭めずに
就職活動という大きなチャンスを生かし、広い視野で進んでみてほしいです。

だってさ。
人生歩んできた道の中で、役に立たないことなど何もないから。

「知識」を「知恵」に変えていくためにも、前向いて進んでいこう!

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