徒然日記

こんにちは。伊藤です。

夜ご飯の量を、極度に減らしています。
朝ご飯をしっかり食べています。
で、結構、痩せました(反感)。
会社のメンバーに「痩せましたね」と言われるのが気持ちいい日々です。

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落語が好きです。立川談志のファンです。
正確には、立川談志の古典落語の、ファンです。

お酒を飲んで帰ったときなど特に、深夜までDVDを見ているのですが、
登場人物も、描き方も、洒落ています。粋です。

『芝浜』『居残り佐平次』『野ざらし』『松曳き』……登場人物は、皆、
人として“何か”が、欠けています。

芝浜の主人公は、酒ばかり飲んで働かない。
佐平次はそもそも金を払う気がないのに廓に居残ることで生計を立てる。
野ざらしの主人公は、女のためなら人の迷惑考えず、まっしぐら。
松曳きのお殿様は、すっとぼけ。

でも、みんな、人間くさくて、いいんです。

欠けている“何か”こそ、その人“らしさ”なのかもしれない。
そんなことを考えます。

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会社という“組織”は、最大多数の最大幸福を求めます(そのために人が
生み出した装置だと私は認識しています)。そのために“個人”に求めら
れるのは、役割を全うすること。思いやりをもつこと。気遣うこと。そう
して大きな歯車を回します(私は自分の給与を外で一人で商売をやって稼げ
る自信がありません)。

役割を全うすることにおいて、“個人”の“欠点”は邪魔です。
だって、設定される“役割”に、人の“欠点”なんていう、ハンドルの遊
びは想定されていないから。だから、欠点をなくせ!という力が働きます
(内からも外からも)。

組織は人を幸せにするためにあるはずなのに、組織は“個人”の“らしさ”
を奪う装置でもある。組織を決定付ける人たちが、組織の意義の順番を誤
ると。

やっぱり「いい会社」「悪い会社」なんて、一般論で言うことは難しいし、
データで示せるわけがないよなぁ……など、徒然に思う、9月初旬の夜で
した。

次回は、週末はソフトボールのエース・田代君です。

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