加齢臭を感じさせよう。

こんにちは。パフの田代です。

私は営業職ですので、日中外出していることが多いのですが
街中を見渡すと「新入社員だなぁ」と分かるフレッシュな若者を見受けます。
初々しさや、純真無垢な表情を見るとすぐに分かるんですよね。
春だなぁ、と感じる気持ちの良い瞬間です。

かたや、ベテランのビジネスマン。
電車の中で臭う加齢臭。
学生時代は「年齢を重ねるのは嫌だ!」などと思ったものですが
働き出してから、ビジネスマンの方々を見るたびに
畏敬の念を覚えるようになりました。「お疲れ様です、先輩!」という具合に。

そこで最近の憧れは、加齢臭です。
まるで年輪のような人生の酸いも甘いも感じさせるその香りは
重みを感じるのであります。これは、真面目な話。
私の中で「加齢臭=オーラ・貫禄・人生観」です。言うならば華麗臭。
オーラを感じさせるような人になってこそ、一人前のビジネスマンなり。
そんなことを考えています。

この加齢臭というオーラ。実は、年齢に問わず、大事なことです。

「この人は、何かを持っている匂いがする」
「この人の話は何だか面白そうだ」

など人に何か期待させるオーラを持つこと。
それは、経験値とオリジナル(個性)が持つ創造性だと私は思います。

就職活動もしかりで、21歳、22歳が持つ、自分なりの人生観、価値観は
きっとその人にしか出せない加齢臭があるのです。

事実、「少年メリケンサック」という映画の中で、
宮崎あおいは、プロのミュージシャンを目指す彼氏に対して
「あなたの音楽には、ニオイがない」と突っ放しています。

旬な女優も公認する加齢臭(=オリジナルなニオイ)。
やはり大事ですね。

————————————————-

ということで、

私も香水でごまかさず、自分の人生・汗水から出る
加齢臭で勝負する人になりたいと思い、
隣の席にいる新入社員の大野に聞いてみたんです。

「あのさ、、俺って何か感じる?オーラ的なやつ」
「え、何ですか?加齢臭?もう加齢臭が出ているんですか。。」
 
まだまだ甘い。私は若輩者のようです。

次は、オーラ満点の長崎さんです。

モバイルバージョンを終了