人間は間違う

毎週一つずつ自然生物に関する知識を蓄えることを習慣にしている高田です。

この夏に、NHKで「日本海軍 400時間の証言」という番組が放映されていました。

当時、海軍の中心にいた人たちが、
「戦争はなぜ行われたのか、その判断の裏にどのような考えや人間関係があったのか」
ということを、「反省会」という秘密の会合の中で語っています。

戦後から数十年が経過し70~80代になった当時の中心人物の口から、
生存中は絶対非公開を条件に、当時の生々しくリアルな様子を証言しています。

おそらく、この会合で初めて表に出るような事実もあったのではないかと思いますし、
資料としても貴重なものであると思うので、すごくすごく興味深く見ていました。

会合を聞いていて、感じたいこと。

どんなに優秀な人間であっても、どんなに人格者と呼ばれている人でも、
必ず「人間は間違う」ということ。

会合の中心である「日本海軍軍令部」は、当時のスーパーエリートだったようです。
心技体を兼ね備えていると思われていた彼らでさえ、戦争回避を頭で分かっていながらも、
様々なしがらみや思いのなかで、開戦や非人道的な作戦に突き進んでしまいました。

現在、世界各地で起こっている同時不況。
その発端となったのが、サブプライムローン問題や、リーマンショックであり、
その裏側にいたのは、「金融工学」という技術を作ったウォール街の天才たちでした。

天才たちですら、間違うのだから、僕なんてもう、、、ですね。

自分は間違うということを忘れないでいようと、しみじみと思いました。

つぎは、野球の知識はパフで一番?の田代さんです。

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