中学時代に考えていた自分
シルバーウィーク、じっくり休養できた吉川です。
中学時代の友人と二人で、おなじく中学時代の同級生で、結婚して宇都宮に
引っ越した友人に2年ぶりに会いに行きました。
数年ぶりに会っても全く久々な気がしないのが、学生時代の友人。
女友達が3人も集まると、昔話に花が咲いて、
呼吸するのも惜しいぐらいに話しまくるものです。
3人で話していると、全く忘れていた記憶もリアルによみがえり、
自分たちが中学生の頃、「結婚」や「仕事」について、どんなことを
話していたのか、思い出してきました。
結婚して宇都宮に引っ越して専業主婦をしている友人は、中学の頃は、
バリバリのキャリアウーマンになって、東京を離れるなんて絶対考えられない!
と言っていました。
未だ独身で新卒に入社した会社で9年間働き続けている友人は、
中学時代は、働かずに専業主婦になりたい!と言っていました。
なんか、中学の頃話していたことって全然実現してない。
人生ってそんなものなのかな?って3人で笑っていました。
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でも東京へ帰る道すがら、ふと思ったことがあります。
実は、友人たちは、中学時代に思っていたとおりの人生だったんではないかと。
宇都宮の友人が、キャリアウーマンになりたいと思った理由は、
広い世界でたくさんの人脈をもちたかったから。
そして、東京を離れたくない理由は、家族が大好きだからです。
彼女は、宇都宮に行く前は、朝7時に出社して深夜11時までバリバリ働き、
とても多くの人と仕事をしました。そして宇都宮で主婦をする今でも、
前職で出会った仲間とは、未だに深い交流があるそうです。
そして、東京を離れると決意した理由は、一番身近な家族である旦那さんの
やりたい仕事を応援するため。
家族を大切にしたいという気持ちを一番に優先した結果です。
専業主婦になりたいと言っていた友人は、自分が主役になるのではなく、
身近な人のサポートをしたいという思いを強くもつ人でした。
入社してすぐ、社内の人間関係が悪い部署に配属されてしまい、悩みを
抱える先輩たちの相談役になっていたら、気づけば9年も経っていたそう。
今でも、ベテランという雰囲気は全く出さず、中途で入社した年下の人にも
優しく丁寧に物事を教えている様子が、話の中から分かりました。
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女性は特に、「結婚しても働ける会社かどうか」を会社選びの軸に置く人も
多いと思います。
でも結婚した後、そのまま働くかどうかなんて、相手がどんな人で、自分が
そのときどんなどんな状況におかれているかかによって、全く変わるもの。
だからこそ、自分が何を一番大切にしたいかを明確にしておくことって
大切なんだな、と思いました。
結婚した後も子供を生みやすい環境にある会社だから就職するっていうのも
ひとつの選択理由ですが、もっと自分が大切にしているものってなんだろうか、
そんなことに頭をめぐらせることも大切なんじゃないかと思います。
そういう私は、「旦那の収入に頼らずに生きる女になる!」と言っていました。
その根本の軸は・・・、正直、未だに自分では分からないですっ!
自分を知る友人たちとの語り合いから、本当の自分の生きる軸が見えてくるのかも
しれませんね。
学生の皆さんには、ぜひ今の学生時代の友人を大切に、
たくさんたくさん将来について語ってほしいです。
明日は、10月1日の職学校WEBサイトリニューアルに向けて、フルダッシュ中の吉田です。