“知る”ことの“厚み”

こんにちは。伊藤です。

シルバーウィーク、一人で北海道へ行ってきました。友人の結婚式(ごく近い親族と友人だけを集めた、いわゆるリゾート婚)が小樽から車で1時間ほどのところで行われたためです。

前日に北海道に入り、札幌と小樽を観光しました。

札幌では【時計台→大通(ちょうどオータムフェスタをやっていました)→赤れんが庁舎→サッポロビール園】という、いわゆる観光名所を回ったのですが、これが素晴らしかった!

現地で、現地の歴史を学び、現地の特産品を食べる(あるいは飲む)。これが最高に気持ちいいのです。

時計台や赤れんが庁舎では、PCと展示物でかなりの歴史や諸問題を学ぶことができ、かなりの「北海道通」になったつもりです!屯田兵、開拓使、黒田清隆、ケプロン、クラーク、樺太、北方領土・・・・すべて、学生のときに教科書で学んだはずの内容ですが、現地を歩きながら学ぶと、すんなりと頭に入るのです。さらに、ちょうど司馬遼太郎『坂の上の雲』を読み始めたところで、小説と時代背景が重なり(明治のはじめ。日本に学校が設立され始めた頃です)、「なるほど!」ということが多数あるのです。

改めて、何かを“知る”というのは、複数の情報や体験が重なり合って“厚み”が出るものだと実感しました。たぶん、活字から情報を得るだけでも、何かを体験するだけでも、実像は掴みにくいものです。

さて、就職活動。

企業のことは、Webや紙の情報からだけでは実像は掴みにくいですよね。一方で、社員と会うことや、1dayのインターンシップに参加するだけでは、不足しているとも思うのです。バランスよく、“情報”と“体験”を重ねることで、“厚み”が出て、“納得できる判断”ができるのではないでしょうか。ぜひバランス良い企業分析を!

次回は、北海道出身の岩崎です。

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