販売魂

こんにちは、
主食はそばとラーメンとパスタ、麺類がなければ生きていきません、
今です。
そのおかげで慢性的に炭水化物に偏った栄養摂取をしています。

先週末、御殿場のアウトレットに行ってきました。
友人5人と行ってきたのですが、みんな好きなお店が違ったので、
3時間後に再集合しよう、と約束をしてばらばらに買い物を楽しんでいました。

私は買い物はあまり時間をかけない上に、好きなブランドも数多くないので、
1時間程度で目星をつけたお店はすべて見終わってしまいました。

2時間ほど暇になっていまい、友人に連絡を取ってみたのですが、
まだまだ買い物を楽しんでいる様子だったので、一度一通り見てみて、
「買うものはないな」と思ったお店に再度ふらっと入ってみました。
そこで店内をふらふらしていたら、店員さんに話しかけられました。

まったく買い物をする気がなかったので、悪いなぁ、と思い、
買う気はないこと、友人を別れて買い物をしていて、
ただ暇つぶしで冷やかしていること、などを説明しました。
他のお客さんについたほうがいいですよ、
というニュアンスのことも伝えたのですが、

「お客様のためなら、お付き合いします。」

と商品の説明や、どういうコンセプトの商品なのか、どんな客層が
買っていくのかなど、面白おかしく話をして私の時間つぶしに付き合ってくれました。
30分くらい経ったところで、友人の1人から、買い物が終わった、
と連絡が来て合流することになったのですが、お店を出るときには、
店員さんが30分も付き合ってくれたことに、感謝の気持ちで服を一着買っていました。

自分が持っている商品でお客様のお役に立てないのであっても、
(もちろん自分の扱っている商品でお役に立つのが一番なのですが、)
どうにかしてお客様のご要望に答える。

店頭での接客の仕事も営業の仕事も大切なことは同じなのだなぁ、
と服を買ってお店を後にしてから気がつきました。

お客様のお役に立つことばかりを考える、そんな店員さんの
販売魂に完敗した週末でした。

次は髪をばっさり切って大人な雰囲気が一層増した杉平さんです。

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