人生はミスマッチ
こんにちは。伊藤です。
人生はミスマッチの連続。
それでいいのではないでしょうか。
大切なのは、描いていた未来と違う現実に向き合ったとき、柔軟に対応できる力を若いうちに身につけること。
最近そんなことを考えています。
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「きっとどこかにあなたにピッタリの会社があるんです!」
「きっとどこかにあなたにピッタリの仕事(適職)があるんです!」
これって、求職者(学生や転職希望者)を煽るために、“ビジネス”として生み出された、一種の“幻想”です。
どこかに、ピッタリの会社があるわけではありません。どこかに、ピッタリの仕事が転がっているわけでもありません。ちなみに、「本当の自分」なんてのも(少なくともインドや中国には)いません(今、そこにいるあなたが「本当の自分」です)。
「会社」や「仕事」は、商品ではありません。お金を払えば期待するもの(「入社」)が買えるわけでもないし、自分にとっての最良とは何か、という質問の答も、まず、分かりません。
会社も仕事も皆さん自身も、変わり続けるからです。
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素晴らしい会社を仲間とともにつくるんです。
人に価値を提供できるレベルの仕事ができるように努力するんです。
そういうもんです。
今まで慣れ親しんできた「購入者」視点は早めに捨てたほうがいいです。
不況による就職難が騒がれ、不安も多くあると思いますが、突き詰めるのもほどほどに。「どこかにきっとピッタリの仕事」があるかもしれないけれど、ないかもしれません。
ご安心ください、明確な「理想の会社」「理想の仕事」「理想の働き方」がなくても、大人はそこそこ幸せに暮らしていくことができますから。
人生はミスマッチ。それでいいのではないでしょうか。
明日は、意外とお酒がイケる口の岩崎さんです。