散髪と年末のお別れ
こんにちは。田代です。
年末、私はそれほど長くない髪を切りに行きました。
なぜならば、その日に切りに行かなければならない理由があったからです。
行く年、来る年があるように、
行く人、来る人がいる。
そう。美容院の担当の方が12月いっぱいで離れるということで
ラスト散髪をしてきたわけですー。実に悲しい。
やっぱり別れって悲しいものだな、と。
人の異動は世の常ですが、
担当の美容師さんは、ちょっと自分の中でも特例の人。
なぜなら、私が初めて専属担当として指名した方だったから。
今日は、ちょっとしたショートストーリーです。
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これは、自分のこだわりとして守ってきたことなんですが、
私は美容院を選ぶとき、
お店に全幅の信頼を置けるかどうかで見ているので
正直カットする人を指名するなんて誰でもいいと思っていました。
むしろ、あの人じゃなきゃ嫌!だなんて、
そんなワガママは店に対して失礼だ、と。
強い組織は、属人的になりすぎない。
人が入れ替わっても愛せる風土や志がないと、
担当が変わって、取引停止!なんてことは仕事でもあるわけです。
ということで、
ご指名の専属担当の美容師さんは付けずにいたのですが、
私が行くたびに、たままた同じ人がカットしてくれるのです。
「あ、今日もですね。よろしくお願いしまーす」みたいな感じで。
これが、あまりに続くので、
自分、返ってここで指名しないのも悪いのかも~という思いと、
この方であれば安心して切っていただけるだろう、という思いが重なり
ついに、人生初のご指名制度を活用するようになりました。
春夏秋冬、私の公私の変動ぶり、
疲れで増える白髪と抜けていく髪の毛の変化(笑)。
色々とお世話になった方なので何だかとっても感慨深い。
最後に自分、お手紙を一筆し、お礼として渡しました。
非常に喜んでいただいたので嬉しかったですね。
いや~担当が変わるって、本当寂しいもんでございます。
私も自分が温めてふ化したお客様は、できるだけ担当を変えずに
付き合おうと心に決めた日でした。
人付き合いは、長い目で見ないと駄目ですね。
次は、新年になって気合が入っている土田です。