可愛がられる力
こんにちは。吉川です。
最近、人事の方とお話していると、新入社員の受入れ直前という季節柄、
「今年の新入社員に求めること、こうなっていてほしい」という会話を
よくします。
たまたま先週お会いした3名の方から全く同じようなことを言われました。
新入社員に求めることはただひとつ。
先輩社員に「可愛がられる」ようになってほしい。
新入社員はもちろん、誰しも仕事ができない。
ただその後、急激に成長するか否かは、
周りの先輩社員から「この子を一人前に育てるぞ」と
何かとかまってもらえる、教えてもらえる
“可愛がられる力”できまる。
可愛がられれば、どんどん新しいことを教えてもらえる。
間違ったことは注意してもらえる。
また教えたくなるような素直さを持っている人であれば、
その教えを素直に吸収し、ぐんぐん伸びる。
何か分かるようで分からないな、と思い、「可愛がられる力」って
具体的に言うと何ですか?と尋ねてみました。
1.元気な挨拶
2.清潔な身なり
3.名前を呼ばれたら、すぐさま「ハイ!」と返事をして
走ってその人のところまでいく。
4.叱られたときは、納得できなくても一旦、
「申し訳ありません」と素直に受入れる。
5.何かを教えてもらった時は、「ありがとうございます」
と必ず感謝を伝える。
聞いてみれば、すごく当たり前のことばかりですが、
確かに5つのことを実践してくれる後輩はカワイイです。
でも当たり前のことを当たり前に実施することは、意外と
難しいのも確か。
30歳になった私も、出来ていないときは正直あるなぁ、と
思いを巡らせていたとき、あるコンサル会社からこんなチラシが
届きました。
社長が求める「人財」の条件
1.明るく元気な挨拶ができる。
2.言われなくても、自分で考え、行動できる。
3.人がイヤがることでも、進んで取り組める。
4.常に「どうしたらできるか?」を考える。
5.仕事の納期を、きちんと守ることができる。
6.ミスやクレームなどの報告を、すぐにできる。
7.人が見ていなくても、手を抜かずに仕事ができる。
新入社員にかかわらず、社会で求められる「デキる」人という
のは、すごく基本的なことがきちんとできる人なんだということ
を、このチラシを読んで確信しました。
きっと採用面接でも同じこと。
部屋に入った時、まずは明るく元気な挨拶をしてくれるか。
こんな基本的なことで評価の半分は決まってしまうのではないかと思います。
基本行動を忠実に実施する3月にしよう!と決意した月初めでした。
明日は、この職学校WEBの更新に日々邁進している吉田です。