PDCAを回そう
こんにちは。伊藤です。
企業から合否が届き、日々、喜んだり悔しがったりの繰り返しでしょうか。
この時期はまだ「全然うまくいかない……」という方が圧倒的多数だと思います。
以下、私なりのアドバイスです。
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●そもそも
日本には400万社超の法人があり、1万社程度が就職ナビ等に企業情報を掲載し、
そのうち皆さんが知っている(社名を聞いたことがある等)のは、せいぜい
300~500社程度。いわゆる「人気企業ランキング」に入る企業です。
これらの企業に応募が殺到するため、「全然うまくいかない……」人が圧倒的
多数になり、「そりゃそうだ」ということになります。
少し視野を拡げると、学生には知名度がない「超・優良企業」や「これから伸
び盛りの企業」「自分の能力とやる気を最大限に引き出してくれる企業」がた
くさんあります。
●企業が採用する人
企業が採用するのは「自社で仕事ができそう(活躍しそう)な人」です。
面接では、過去の経験を聞きながら、入社後の姿を想像し「自社で活躍できそ
うか」を類推して、合否を決めます。
●仕事ができる、とは
基本的には【能力×やる気】です。
経済産業省/社会人基礎力では【能力】を
1)前に踏み出す力
2)考え抜く力
3)チームで働く力 の3つに分けています。
一方の【やる気】は、社風や風土、志向性とのマッチングです。
つまり、面接官は、過去の経験を聞きながら「こういう【能力】が優れている
(のだろう)な」とか「自社の雰囲気に合っている(かもしれない)な」など
と考えているのです。
但し、【能力】については、上記はあくまで一般論。企業によって異なります。
たとえば接客の仕事であれば、第一印象の評価比重がとても高いかもしれません。
また、社風とのマッチング、なんて、面接官の「主観」です。
●PDCAサイクルを回そう
さて、皆さんが仕事をし始めると必ず習うことに「PDCAサイクル」があり
ます。Plan → Do → Check → Action (→Plan …) です。
もし今うまくいっていないのであれば、このタイミングで「Check」してみて
はどうですか。
Check ポイントは
□過去の経験は整理できているか
□過去の経験をもとに、自分の「能力」を自分で理解しているか
□その「能力」は面接官に伝わっていたか
□伝え方にさらに工夫はできないか
□「やる気」を継続できると思う企業を受けていたか
□相手が納得できるその根拠を伝えられていたか
などでしょうか。
就活のしんどさのひとつは「落ちた企業からフィードバックがない」ことです
が、こうしてひとつひとつチェックしてみると「伝え方」に問題があったのか
「そもそも自分が活躍できない企業を受けていたのか」くらいは見えてくるか
もしれません。
そして、こういった作業で大事なのは、他者からの視点。
できれば、友人と一緒に「就活現状 check ミーティング」ができると良いで
すね。
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4月も中旬なのに寒暖があり過ごしづらい日々ですが
明るい未来に向かってがんばってください。
明日は、机に「くまのプーさん」が置いてある岩崎です。