自灯明

みなさま、こんにちは!
6年前の2004年10月、ワールドカップドイツ大会アジア予選、
オマーン代表VS日本代表の試合を、オマーンの首都マスカットで
応援したことがある、杉平です。(アラブ旅行のついででしたが)

先日のデンマーク戦は・・・

勝利の舞どころか、前半10分で眠りに落ちました。ゴメンナサイ
あしたのパラグアイ戦はしっかり応援します!

さて、先日、自宅の机を整理していたら、
禅のことばを集めた本がひょっこりでてきました。
パラパラとめくっていて、そうそう、この言葉好きなのよね、と
思わず手を止めたページがあったので今日はご紹介したいと思います。

「自灯明 (じとうみょう)」

お釈迦さまが臨終の時、
お弟子さんに「あなたがいなくなってしまったら、私たちは何を頼りに
生きたらいいのですか」と聞かれて答えた言葉だといいます。

「(他人に頼らず)ただ自らを頼りにして、自らが明かりとなりなさい」

という意味です。

何となく、今の時代にこの言葉の持つ意味はとても大きいと感じます。

とにかく現代は情報の渦。
正しいものも悪いものも雑多に、そして手近に無数に存在し、
わたしたちを混乱させています。

わからないことがあると、自分で考えたり調べたりしなくても、
「検索」すれば、誰かが出した上っ面な答えを簡単にコピペできてしまう。
自分の判断に自信がなくなり、誰かの言うことや情報に無条件に従ったり。
こう考えると、
現代人の心の弱さとITの進化は比例しているようにすら思えます。

そうはいってもITは便利!
可能性も広がるし、時間や距離や色々なものを縮める、素晴らしい仕組み。
だけど、一方で本来人間一人ひとりが持っている、
思いや理性や感性を、もっと大事にしなくちゃいけませんよね。

どんな時代になろうとも、最後のよりどころはやっぱり自分の中にある。
パフが学生の皆さんに訴えている、
【自分で考えて、行動して、決める!】 そういうことです。

若いみなさんに限らず、老若男女、一人ひとりが、
今いる場所で精一杯 【自灯明】 でいられたなら、きっと日本全体が明るく
照らされていくでしょうね!

さて次は、パフのムードメーカーとして常に社内に笑いの明かりを灯す、
高田の登場です!

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