オゴられ上手
はい、大学時代、中国語ラップにはまっていた土田です。
その経験が…役に立ってはいません(笑)
マイナーすぎるので。しかし、マイナーすぎるからこそ、共通の趣味を持つ人とめぐり合えると一気に絆が強固になります。
先日も、中国語カラオケ好きと言うマイノリティたちがしのぎを削る、
第4回全日本青少年中国語カラオケ大会・日本最終予選に参加してきました。
↓結果はこちら。見事上海決勝大会に進出。(予選は4位でした)
http://kongzi.obirin.ac.jp/KZnews.html#10062601
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さて、前置きが長くなりましたが、今回は「オゴられ上手」の話です。
「地方、貧乏、野望」が売りの私も、学生さんの就職相談を受けたり
OB訪問を受ける際は、さすがにオゴります。
先日、OB訪問にいらっしゃった学生さん、挨拶もしっかりしていて
とても丁寧な方だったのですが、いかんせん「オゴられかた」がいまいちでした。
(御本人にも愛を持ってお伝えしようと思います)
・財布をださない
・すぐに「ありがとうございます」と言う
・普通に飲み食いする
・翌日音沙汰がない
うーん、これはいただけませんね・・・
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OB訪問や、社会人取材のときにオゴってもらうのは悪いことではありません。
むしろ、社会人は自分がはらって当たり前とさえ思っています。
私も、学生時代は、OB訪問や社会人取材をしまくっては
オゴってもらいまくっていました。就職活動で大変なはずなのに、
どんどん太っていったのを覚えています。
しかし、学生のみなさん、オゴってもらえるのを当たり前だと思ってはいけません。
世の中には、「オゴられ上手」というタイプの人たちがいます。
「オゴられ上手」とは、どんな人たちでしょうか?
一、支払いの際財布を出す
(支払う意思があるということを表明します)
一、まずは断る、自分で支払いますと言う
(古代中国でも、王朝が変わり、現皇帝を追い出すときは、建前上、追い出すのにもかかわらず
現皇帝から「私の代わりに皇帝になってください」とお願いしてもらい、
「わたしなんぞには・・・」と3回も断ってから、皇帝に就いたといいます。)
一、料理、飲み物が美味しいですという意思表示をする
(オゴってもらうひとに、この人にオゴってあげてよかった、と思ってもらうのが大事です)
一、翌日はお礼メール
(感謝しても、行動に出さないと相手に伝わりません)
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オゴってもらえるというのは、学生の特権なので、充分に活用してください。
しかし、「この子はオゴってもらって当たり前だと思っているな」と思われると
もうオゴってあげようと思えないのが人情というもの。(自戒もこめて・・・)
逆も然りです。
「またオゴってあげたい」と思われれば、社会人の方からお誘いを頂いたり、
ご縁が広がるものです。
次は、後輩をかわいがってくれる、長崎先輩です。