30代女子の憂鬱
こんにちは。土田のコメントを読んで、「絡んでも拗ねるし、
スルーしても拗ねるし、面倒な奴だ」とは決して思っていない長崎です。
本当は、「働くことは楽しいか」について、ブログを書こうかと思って
いたのですが、それ以上にお伝えしたいことがありますので、今回の
テーマは「30代女子の憂鬱」について。いきまーす。
最近、妙に年齢を重ねたという事実を実感することが多くなりました。
その契機となったのが、5月の誕生日の出来事。
パフでは朝イチで全社朝礼を実施しているのですが、
朝礼の最後に「長崎さん、お誕生日おめでとうございます」と皆に
祝ってもらった時のこと。釘崎に「何歳になったの?」と聞かれ、
「3しゃいです♪」と我ながらの自虐ネタを言いました。
(実際年齢は、30歳)
すると、なんということでしょう。
釘崎は爆笑。
私より年上のお姉さま社員は微笑。
私より年齢が下のスタッフは失笑。
そうです!失笑ですよ!!
あの苦い顔、顔、顔は未だに脳裏に焼きついています。
(特に高田と土田の苦い顔と田代の無表情)
そうか、笑えない年齢になったのかと実感すると同時に、
吉川が私にこうアドバイスします。
「長崎。30歳を超えたら、自虐ネタはおじさまにしか受けなくなるのよ。
30代女子は、自虐ネタNGよ。笑えない。
下の子たちが気を遣っちゃうのよ。ダメ」
!!!
ガーン。そうなのか。
一生面白いキャラで過ごそうと思っていたのに…。
気を遣わせていたのか!ガーン。ガーン。
パフは20代の若い世代が中心の会社。
彼ら彼女らを生かしつつ、自分の立ち位置を考えないといけないんだな
と実感した出来事だったのです。
よく女優さんが、雑誌やテレビのインタビューで、「30歳になることが
楽しみで仕方なかった」なんて答えていることがありますよね。
ありゃ嘘っぱちだと思う自分と、ただ自分の適応能力が低いのではないかと
不安な気持ちが交差する日々です。
それからというもの、自分の「おもろー」な部分を遠慮しつつ、
周囲に気を遣わせないよう、年齢相当の対応ができるよう意識していました。
しかし、私の中でほとばしる、私の内から沸き上がる「おもろー」な部分が
「世の中に出たいよう」と苦しんでいるではないですか。これは問題。
そこで、同世代の友達と会ってみることにしました。
「おもろー」を披露できるかと楽しみにしていたのですが、
・子どもの保育園はどうしたらいいか~~
・旦那のこんなところが嫌で~~
・旦那の親とのうまが合わない~~
・(この日記では書けないような危ない恋愛のこと)~~
などの話題が中心で、「おもろー」披露できず。
30歳って、ライフステージが変化する時期でもあるんですよね。
こんな暗澹たる気持ちを打開できた出来事がありました。
先日、会社帰りに吉川と一杯飲みに行った時のこと。
べろんべろんに酔っぱらったサラリーマン数名に絡まれたわけですが、
彼らは面白かった。
「乾杯なう!」「ねぇTwitterやってるの?と聞いてるなう」
「なうなうってうるせーよ、大事なのはリアルコミュニケーションだよ」
「ということで、乾杯なう!」
「ねぇFacebookはやってるの?」「イイネ!」
「てか、イイネ!ってなんだよ。やっぱりリアルコミュニケーションだよ」
「ということで、乾杯なう!」
とそんな話題がループされるわけです。
(どうやら、会社でTwitterやらFacebookを活用する仕事をしている
らしく、頭の中がTwitterとFacebookでいっぱいだったようです)
彼らの行動がいいかどうかは別にして、その思い切りの良さと
勢いある会話に、なんだか感動してしまったのです。
そうか、最近、行動を抑えて、馬鹿になっていなかったな。
私が世の中で一番尊敬しているテレビ番組、「探偵ナイトスクープ」の
オープニングにこんな文章がテロップで流れます。
「この番組は、視聴者から寄せられた依頼に基づいて、探偵局長が部下の
探偵たちを野に放ち、世のため人のため、公序良俗と安寧秩序を守るべく、
この世にあらゆる事どもを徹底的に調査追求する娯楽番組である。」
そうか徹底的にやっていなかったな。
中途半端に立場意識して、中途半端に発言するから失笑なんだな。
どんなことも、たとえ馬鹿にされるようなことでも、徹底的にやれば
人は心動かすもの。
みんな、少なからず何かを演じて生きているんですよね。
・採用担当という役割
・就活生という役割
演じていませんか?役割も大切だけど、中途半端に自分を表現するではなく
徹底的に表現してみてください。良い、悪いは相手が判断することですが
誰かが心動かしてくれるはずですよ!
「長崎さん、そんなに体はらないでください」という声が聞こえて
きそうですが、女長崎30歳。改めて公序良俗と安寧秩序を守るべく、
この年齢なりの「徹底」を追求していきたいと思います。
この前の紹介コメントにきれられたので、若干ビビりながらのご紹介。
次は、東洋随一の女豹、平原です。