恥とか外聞とか抜けたところに人間の本当の仕事がある。
仕事の進め方の重要性を痛感し、岩崎の日記を読んだ大野です。
いきなりですが、タイトルの言葉は冒険家の植村直己の言葉です。
弟の部屋でいろいろ物色している時に見つけた、とある本の中にありました。
最近、この言葉をかみしめています。
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先日、とあるお客様の仕事で、
社員の方を取材し、こんな質問をしました。
「なぜ、あなたはこの会社に居続けるのか」
すると、こんな回答が返ってきました。
「日本一の会社にするため」
「今の仕事を一生の仕事にするため」
「社長への恩返しのため」
「社員、お客さんが好きだから」
「海外進出のため」
1人1人のお話はとても情熱にあふれていて本来であればもっと紹介したいのですが
長くなるので割愛します。
この取材を通じて、感じたことは
「働く理由って生きる理由とつながっているのか!」
ということです。
実は最近になるまで、一生懸命働いている人を見ては
「なぜそこまで頑張れるのか」と、疑問に思うことが
多々ありました。
「苦しそう、つらそう・・・」とさえ、感じていました。
しかし、この取材をきっかけに、
周囲で働いている人の顔をよく見るようにしました。
すると共通点がありました。
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■一つ目
周囲の目や、自分の見えるところではなく
まだ見えない遠く、
ずっと先にあるもの大きなもの
を見ている、ということ。
もちろん明確な目的・夢・目標がある人もいますが
意外と漠然な人も多く、自分が働くことの先に何があるのか分かっていなくても、
きっと何かあるんじゃないか!と、
信じて追い掛けている。
■二つ目
色んなものをふりきって、生きています。
きっと働く環境、生きる環境は
全くもって甘い環境ではなく、
泣いたり逃げることが許されない厳しさの中で
迷いや、
悔しさ、
やりきれなさ、
どこにもぶつけられない怒り・・・
色んなものをたくさん抱えて、
でもふりきって
それでも生きてる。働いている。
そういう人たちが、結構世の中にはたくさんいて、
人生と命をかけて生きている。
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パフスタッフ、お客様、道端で会うすれ違う人、電車で隣になった人
その姿を見て、その心にあるものを見つめることで
「なぜ必死に働くのか」
の問いに対する回答が自分の中に少し生まれそうです。
そして、やっぱり一生懸命生きている人は
その表情や風貌や状態が、例え疲れていようとも
ぼろぼろだろうとも、ちゃんと見つめると、
とても美しい
そういう人たちばかりです。
だからもっと仕事を通じて、
「なぜ働くのか」という問いをたくさんの人に投げ掛けて、
多くの人に伝えていきたいと思います。
次は、この日記を考えるきっかけになった人生の先輩の1人木村です。