親戚のオヤジたち
こんにちは、高田です。
ベルギービールなんかの外国のビールが好きなんですよね。
でも、調子にのって飲んでいると、会計時にすごいことになるんですよ。
もう酔いも醒めるっていうか。。。
こんなお店があるそうです。
【中目黒ビヰルキッチン】
http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13109261/
外国のビールを値段気にせず飲めるんだったらいいよなぁ。
今度行ってみよう。
さて、本日は、親戚のオヤジたちの話です。
私の親戚には、職人が多いんです。
もう元気いっぱいの職人気質なオヤジたちなので、親戚が一同集まると大変です。
昨年、兄の結婚式で久しぶりに集まったときは、ひどかったです。
スーツ、ネクタイなんて冠婚葬祭のときしか着ないので、みんな早く脱ぎたくてしょうがない。
だから開始早々、
「大輔、おじさんはもうネクタイとるぞ。兄ちゃんに謝っておいてくれ」
なんてことを言う始末。
そして、酒飲みが多いので、
「おい大輔、あそこにあるワインをとってこい。一緒に飲むぞ」
といいながら、もうフラフラになっている。
最後に、
「大輔の時は、堅苦しいやつナシな。畳に日本酒で乾杯だな」
と勝手に段取りを組み始める。
子供のころは、こんなおじさんたちに行事の度に会うのが、
めんどくさくも、楽しかったように覚えています。
先日、母方のおじさんのお見舞いに行ってきました。
60数歳のおじは、癌になり内臓を摘出する手術をしたのです。
病院で叔父に会うと、手術を終えたばかりなのにもかかわらず、とても元気でした。
というか、元気に振舞っていました。
「こんな手術なんて、たいしたことねぇんだよ」
「早く退院してお酒が飲みたいな。まぁ、酒が飲みたいうちは大丈夫だよ」
「ミシンさえありゃ、ここでも仕事ができるな」
「仕事のことを考えると、寝てもいられねぇんだよ。早く退院しなきゃな」
おそらく、手術後数日だったので、痛みもあっただろうし、
何より今後のことを考えると、不安もあっただろうと思います。
でも、そんなそぶりは微塵も出さず、ずっと強気に振舞っていました。
私の父親を含め、親戚たちもそれに答えるように「早く退院して、酒でも飲もう」と
けしかけていました。
そんなおじさんを見て、私はかっこいいと思いました。
自分がつらいときに、周りに心配をかけないよう、強気になれる。
そういう「強く、やさしく生きれる」人って、本当に素敵です。
おじさんたちは、学校(中学、高校)を卒業してすぐに、
誰に寄りかかるわけでもなく、ずっと自分の足で立ってきた人たちです。
会社選びなんてするまもなく、巻き込まれるように、選ぶなんて発想すらないまま、
職人の世界に飛び込んで、勝負せざるを得ない人たちでした。
だから、どんなときでも、自分の力を信じているし、
誰にモチベートされるわけでもなく、自分で自分を鼓舞することをずっと行ってきたのだと思います。
最近になって、そういうおじさんたちを、
同じ仕事人として、とても尊敬できると感じています。
だから、もっと話を聞きたいので、もっともっと長生きして欲しいなぁと思うとともに、
叔父さんたちが弱音を吐けるよう、しっかりしなきゃなぁと思う週末でした。
次は、オムライスが好きな田代です。