学生と企業の信頼関係を構築する

はい。お正月に広島に帰省した土田です。

両親は「たまに帰ってこいよ」といいますが、
帰ったら帰ったで、テレビ見ながら酒を飲み、
たわいもない話をするだけ。でもそれでいいのでしょうね。

さて、最近私は思っていることがあります。
「学生と企業の信頼関係を構築する」ことこそが、採用と就職を
より良いものにするために必要なことではないか?と。

現在、学生の本音を聞くと
「企業が信用できない」
「あんなオトナに偉そうに評価されたくない」
「社会人になったら、楽しくない人生が待っている」

という声をよく聞きます。

※先週の私のメルマガでも少し取り上げさせていただきました

—-私のメルマガより抜粋———

 下記は、ある統計から抜粋した、皆さんの先輩にあたる学生が、就職活動に
 ついて語った一部のコメント。まずは、彼らの声を聞いてみましょう。

 「バブルの時に遊び歩き、大学生の質を落とした挙句、苦労なく入社した世
  代に能力を判断されるのは、しゃくにさわる」

 「2年生のときに、就職が厳しくなると聞いたときに、『何でよりによって
  私の時に就職が厳しくなるの。信じられない。ついてない。』と思った」

 「大学での勉強や活動に支障が出ない時期や時間帯でのみ企業は採用活動を
  するべきだ。企業側もパンフレットや企業紹介ビデオなどにお金を掛けす
  ぎている。そのお金を面接の日程を増やしたり交通費支給にまわすなど学
  生の負担を減らす用途に使うべきだ」

 「大学の教員陣がもっと社会で働くことやプロ意識等を学ぶ場を提供するべ
  きだ。というよりむしろ、教授が社会のことを知らなすぎる」

 「企業が悪いと思う。『即戦力』という言葉がそもそも学生を舐めているよ
  うに感じる。育てる気がないなら新卒採用をすべきでない。企業は企業の
  ことしか考えない、それでいいのか」

 ※もちろん、統計の回答には前向きな意見も沢山見られたということをここ
  に追記しておきます。今回は、あえて上記のようなコメントをピックアッ
  プさせていただきました。

—-ココまで——————

そもそも、社会人になることや、企業に対して、
不信感が渦巻いているのだと感じます。

このままでは、前向きに就職活動することなんて、できるはずがありません。
採用活動の開始時期云々以前の問題だと思います。

私たちパフがすべきことは、 
職サークルを「学生と企業の信頼関係を構築する場所」にすることではないか。

「学生に対して真正面から向き合う、誠実な採用活動」のモデルケースを世の中に提示していくこと」
それはなぜ学生にとっていいことなのか?
それはなぜ自社の採用成功にとっていいことなのか?

成功事例を紐解き、ロジカルに世の中に発信していく。
「学生との信頼関係を築いていくことが、採用活動の成功に不可欠である」
ということを証明し、広めていくことが必要です。

そのためには、キレイことだけではなく、
厳しい現実を学生にも伝えていく必要があるでしょう。
ただの、楽しい、気持ちいいコミュニティではなく。

2013年度採用からは、採用活動のあり方、そして就職活動のあり方も
大きな変化があると予想されます。
それは、言い換えれば、採用と就職のあり方を世の中に提案していく
最大のチャンスです。

企業も、学生もお互いを信頼し、
学生がイキイキと社会に巣立つことができる。

採用と就職をそんな場にしたい。
今年は勝負の1年。
ガンガンしかけていきます。
ぜひ、御期待ください。

次は、今度ハーフマラソンに出場する長崎です!

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