想像せよ

こんにちは。土田です。

突然ですが、この年になっても私はよくアニメを見ます。
アニメと馬鹿にする勿れ。昔からアニメには世の中への問題提起など
示唆に富んだものが多いのです。
活字が苦手な私は、小説よりアニメを見ます。

最近は『鉄のラインバレル』というアニメを見ました。
http://www.linebarrels.jp/


簡単に言うと、こんな感じです。

「高度にシステム化された世界が存在し、支配者が全体最適をはかっている。
 人間は全て半機械化され、支配者の意図に従って行動している。
 個人の感情・個性という不安定な変動性のある要素は排除されている」

そんなパラレルワールドが存在し、そこから
私たちの住んでいる「地球」への侵略部隊(尖兵)が送られてくる。
主人公は、その侵略者と戦う、そんな話です。

この作品で強く打ち出されているのが、
「想像せよ」という言葉です。

思考を停止し、ただ流され、知らず知らず支配される人生を
送るのではなく、想像をめぐらせ、自分の頭で考えろ、ということです。

今の仕事をしていても思うのですが、やはり「想像」は大事です。


・(一部の)学生は、まるで就職活動に、定められた絶対のルールがあるかのように
 行動している。目立たないように、レールからはみ出ないように行動している。
・採用をしている(一部の)企業は、学生の主体性を求めながらも、
 画一的な情報の打ち出し方を行い、それ以外の方法が許されていないかのように、
 説明会→テスト→面接という選考手法を続けている。 
・私たち就職情報会社も、学生の就職活動、企業の採用活動に
 なんら画期的な変化を提案・発信できていないでいる。

おそらく、これは既存のレールからはみ出るリスクが大きすぎるのと、
はみ出たとして、何をすればいいのか代替案が分からないからなのだと思います。

みんながレールの上に乗っかっていれば、ハッピーになれるのであれば
自分の頭で考えなくても良いのかもしれませんが、
現状は誰も得をしていません。

こんな時こそ、我々は「想像する」必要があります。
そのためには、私たちを縛る既成概念を捨てる勇気が必要です。

2013年度の採用活動に向けて、
本当に学生も企業もハッピーになれる就職と採用の形を
私ももっともっと想像しなければいけません。

例えば「面接をしない選考」や「採用直結のインターン(就業体験)」
など…具体的にはまだまだぜんぜん考えられていませんが、
どんどん仕掛けて行きたいものですね。

次は、長崎です!

モバイルバージョンを終了