マヨイアイオイクラゲ

こんにちは、高田です。

深海に「マヨイアイオイクラゲ」という生物がいます。
こんな生物です。

<マヨイアイオイクラゲ>
マヨイアイオイクラゲ(迷相生海月、Praya dubia)は、深海に生息するクダクラゲの一種。
全体の長さは40mを超えることもあり、世界最長の動物として知られる
※wikipediaより

この生物の最大の特徴は、一つの個体が、複数の個体の集合として成り立っているということです。
マヨイアイオイクラゲは、無数の小さな生物が集まり、
それぞれが食べる機能、攻撃する機能、守る機能などを担当し、
全体として一つのマヨイアイオイクラゲを成立させているのです。

我々が考える常識では、一つの生物を構成するのは、一つの生物です。
※当たり前すぎて、文字にすると変な感じです。

この生物は、その常識を超え、複数の生物で一つの生物を構成しているのです。

 

私は動物が好きです。とりわけ、海で生きている生物が好きです。
彼らは私たちの常識を超えた生態を持っています。
マヨイアイオイクラゲだけでなく、理性では到底理解しきれない神秘の生態がたくさんあるのです。

そういう神秘性を知ると、私は私たちが信じているものの小ささを痛感します。
自分たちの常識や理性的な判断や理解ではとらえられない物が、世の中にはたくさんあるのです。

何が意味があり、何が重要なのか、どう判断すべきなのか。
私たちは、そういうことについて、分かったような顔をしていますが、
実は何も分かっていないのかもしれません。

生物の神秘性に比べ、とても小さな存在である我々は、もっと謙虚になる必要があるのでしょう。
マヨイアイオイクラゲという生物を知って、そんなことを思いました。

次は、田代です。

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