三国志に学ぶ人生観 1 高順

こんにちは、土田です。

「歴史に生き方を学ぼう」ということで、
三国志の登場人物を紹介していくことにしました。

第1回目は、高順(こう じゅん)です。

呂布軍の有能な将軍であり、曹操にも何度も苦杯を嘗めさせた高順。
(以下wikipediaより)

・清廉潔白で威厳があり、寡黙で、一切酒を飲まず、また贈り物を受け取らなかった。
・攻撃した敵を必ず打ち破る猛将だったため、「陥陣営」という異名をとった。
・呂布にたびたび諫言をしたが、 受け入れられず不遇であった。
しかし、高順は終生恨みを抱かなかった。
・呂布軍の懐刀・陳宮とはそりが合わず、不仲だった。 
・ 不遇にもかかわらず、呂布への忠誠心は強く、
曹操に呂布と共に捕らえられた際には、
一切の抵抗、命乞いをせず呂布に殉じ、斬首された。

個人的な話で恐縮なのですが、
私はこうした、歴史の渦に消えていった
敗軍の名将が大好きです。 

主君への諫言をおそれず、かつ不遇でも忠誠心を失わず。
爪の垢を煎じて飲みたいです…

高順とともに、呂布軍の双璧を成していた張遼は、
曹操軍に降り、その後魏軍で泣く子も黙る猛将として大活躍しました。

曹操は有能な人物は敵だろうと召しかかえたとされているので、
高順も、曹操に降っていればものすごい戦功を上げたかもしれません。

不遇でも、忠誠を誓った君主に殉ずるのと、
拾われた、新たな君主のもとで戦果を上げる。
どっちが正しいのでしょうか。
世間的には、張遼の方が大成功かもしれませんね。

それでも、私は、どうしても高順が好きなのです。 

次は、長崎です!

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