ありきたりな台詞?!

テレビは確かにあまり見ませんが、NHK教育の“オフロスキー”というお兄さん・・おじさん?は気になります。大野です。
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さて最近、学生時代に比べて変わったなぁ~と思うことが増えてきました。

その一つが「『ありがとう』が仕事のやりがいです。」という台詞の受け止め方です。

この台詞って、就職活動時に聞くことが多いですよね。
学生の頃は、説明会等でリアリティ溢れるお話を聞いても

「・・・え?そんなことが!?随分とささやかだなぁ。お礼の言葉なんて日常的に使うし、特別なことではないのに、どうしてそれだけで頑張ることができるのだろう・・・。」

と、不思議でした。

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もちろん社会人になると、便宜上のお礼はガシガシ使います。
メールでの挨拶、名刺交換、電話を受けた時、、、1日で使う回数は数え切れません。でも、時々、極まれに、思わず涙ぐんでしまうような『ありがとう』に出会うことがあります。最近、これには共通点があることに気付きました。

「『ありがとう』の言葉を受けた時の感情=その仕事に対する自分の想い」

だということです。

失敗を重ねながらも根気強く取り組んだ仕事、慣れない環境でも、試行錯誤した仕事、
多くの人と一緒に取り組んだ仕事・・・など様々な状況があると思いますが、
とにかく自分の想いが詰まった仕事には魂が宿り、そこにドラマが生まれます。

そのドラマは情熱大陸で放送されることも、プロジェクトXで紹介されることもありません。現時点では、本人しか知らないドラマです。それでも、仕事に対する強い想いが「ありがとう」とつながる瞬間、人は泣けてきちゃうのかもしれません。

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学生の皆さんに是非、実践してもらいたいこと!

就職活動時に、「『ありがとう』が仕事のやりがいです。」
と、耳にすることがあれば、「それはなぜですか?」と突っ込んでください。
どこでも放送されていない隠されたドラマが聞き出せる(かも)しれません。

更に!!きっとその回答からは、仕事における、相手(顧客)が誰で、どんな体験(業務)をしていて、どのように心が動くのか(感情)、、ありありと見えてくるはずです。

私のように、「なんだー。よくある台詞だなぁ・・・。」で終わらせてはもったいないです。

では、好きなテレビは“お姉ちゃんがたくさん出ている番組”の大橋にバトンタッチ!(これは内緒です!)

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