三国志に学ぶ人生観 5  賈詡

こんにちは、土田です。

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(以下wikipediaを参考に記述) 

賈詡は、はじめ董卓に仕えた。
董卓が殺されると、李傕らに策を授けて長安を奪回させた。
李傕らが天子を失うと、南陽にいる張繍の招きに応じ、仕える。
賈詡は張繍に劉表と同盟することを進言し、自ら劉表と会見し、同盟を締結した。

張繍は曹操に攻め込まれて一度は降伏したが、後に反乱を決意する。
張繍は賈詡の計略に従い、曹操軍を奇襲して大いに打ち破った。

後に、曹操と袁紹が官渡で対峙すると、賈詡は敢えて曹操に降るよう進言した。
賈詡は以後曹操の参謀として働いた。

211年、馬超と韓遂の反乱の際には、賈詡は曹操に離間の計を進言して
馬超と韓遂を不和にさせ、彼らを撃破することに成功した。

また、曹操の後継者を選ぶにあたり、家臣の間では嫡子・曹丕派と、曹植派とに分かれていた。
賈詡はただ「袁紹と劉表のことを考えておりました」とだけ言い、
袁・劉両家が長子以外を後継者にしたため国を分裂させたことを暗示した。
曹操は嫡子の曹丕を太子とした。

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賈詡は、現代で言うと・・・

・転職で各社を渡り歩く「成功請負」エグゼクティブ。
・自身は外様なので、プロパーのねたみそねみを買わないようなたち振る舞いがうまい。
・未来の世の中に起こる変化を見据えており、失敗が見えているときは性急に動かない。
しかし、奇策でも必ず成功する確信があれば思い切って断行する。
・社長の懐刀。実は社内の意思決定は自分が行っているが、決して自分は表に出ない。

というところでしょうか。

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年収高そうですね・・・
頭脳はキレキレ、しかし決してスタンドプレーは行わず、周囲と距離を置く。
あせらず、手堅い。大コケしない。失敗しない。
しかし時には、周囲が驚くような奇策を用いて会社をゴールへと導く。
そもそも、自らの野望や理想などは見せず、
与えられたミッションの達成が一番で、どこに所属するか、誰にやらせるかはあまり重要視しない。
とにかく結果を出す百戦錬磨。  

1社に1人は欲しいですね~。

私は『蒼天航路』を読んで以来のファンです。
こんな風になりたいな~と思ったものですが、
特にまだまだ、「世渡りのうまさ」的な面では全然及ばないようです…

頭のキレ具合だけでも、ぜひあやかりたいものです…

次は、奈良です。

 

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