価値を生み続けるということ。
通勤時間は、もっぱら外の景色をじっと見ている大野です。
特に守谷~柏たなか間の、利根川とそれに面する畑の景色は日本百景に入れてもいいぐらいの美しい眺めです。
「寝ている場合じゃないよ!あんた!」と隣の人に声をかけたくなります。
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さて先日、電車に乗った直後、珍しいアナウンスを聞きました。
うろ覚えですが、こんな感じだったと思います。
「左右を確認し空いているドアからご乗車ください。電車が遅れます。」
この「電車が遅れます。」の一言。
大袈裟に恐縮しすぎず、凛とした口調で、事実を伝えていました。お客様は神様という扱いではなく、まるでこの時間の走行を共にする同志ですよと言っているそんなアナウンスだったと思います。
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お客様は大切です。
でもビジネスはビジネスなので、仕事である以上、乗せ放題、おもてなし放題、では破綻して、その素敵なサービスはなくなってしまいます。
正当な価格で、正当なサービスをすることが、会社を存続させる上ではとても大切なこと。
でも、その正当な基準はどこにも書いてありません。
この時は、「電車が遅れます」の一言に好感を抱きましたが、心情が違えば、イラっとしたかもしれませんし、更に人が違えば、性別が違えば、国籍が違えば、きっと反応も全く異なるかもしれません。
基準は人や社会の中にあるのかもしれません。
私もいち営業マンなので、常にお客様と接しています。
この基準てどこだろうと、日々感覚を研ぎ澄まし、バランスをとりながら仕事を進めることが最近は楽しく感じています。
(もちろんそこには苦しみも悩ましさもあるのですが。。。ふふふ。)
全部ひっくるめて、サービスを生み出す側になったときに始めてわかる面白さ、大変さを、この車掌さんの一言から考えた今日この頃です。
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皆さんはこのアナウンスをどう捉えますか?
次は、入社して始めて差し飲みをする予定の大橋です。