グローバル化って何だろう?
こんにちは、並木です。
最近、新聞を開くとグローバル化という言葉がよく目に飛び込んできます。記事によると、グローバル化を進めるために「社員を海外に派遣します」「外国人を採用します」と、とにかく海外でスムーズにビジネスを進められる環境を整えようとする動きが活発なようです。
ただ、気を付けておきたい点が一つ。グローバル化の本質は、考え方や働き方等の多様性を認めつつ成果を出すこと、マネジメント力の向上のことであって、決して外国で商売することや外国語を話せるようになることそのものではないはずです。
「グローバル化」の事例を見ていると、日本式の仕事の進め方を外国や外国人相手に無理やり押しつけているだけの事例があるようですが、これではグローバル化として方向がずれているのではないでしょうか。
社員の経歴や能力も含めて、多様性を生かして成果を出せるマネジメント能力が日本企業に現在あるのか。それを確認するところ、向上させるところから始める必要があるのではと思います。
次回は奈良さんです。