「成長」と「苦しみ」
こんにちは、奈良です。
前回のブログに続いて、「成長」の話題です。
「苦しみは人を成長させる」という言葉をよく聞きますが、その使われ方が気になっています。
「苦しみは人を成長させる」ということが、「苦しめば成長する」、さらに、「苦しまなければ成長しない」という意味になっていることが、多々あるような気がしたからです。
実際、私はそう捉えていましたし、毎日とても苦しく過ごしていたように思えます。
だから、「成長」という言葉が大嫌いだったのかもしれません。
けれど、最近は成長すること、より良くなろうとすることは、そんなに息苦しいことではなく、素敵なことだと感じるようになりました。
今、「成長のためには苦しみが必要だ」「成長のためには苦しまなければ」というようなメッセージを見る度、ちょっとした違和感を覚えます。
もちろんそういう部分もあって、間違っているということではないけれど、日常的に使うにはあまりに重く、素敵な言葉だとは思えないのです。
苦しみには程度や種類があり、人それぞれ感じ方も違うので、こんな風にひとまとめにして話すのは間違っているとは思いますが、「成長」と「苦しみ」をセットにしすぎたり、あんまり近くに置きすぎたりすると、成長することが楽しそうに見えなくて、なんだか勿体ないなと感じてしまうのです。
次は、平原です。