「頑張ります!」という言葉
こんにちは、島田です。
巷でよく聞く「頑張ります!」という言葉。
この春に社会人になった新入社員たちも、いろいろと仕事をあてがわれるようになってきて、この言葉をよく使っているのではないでしょうか。
当社の内定者たちも使っているかも知れませんね。
私も若いときに結構使っていたような気がしますが、実はあまり好きな言葉ではありません。
何をすればよいか分からないとき。
成果が出ないとき。
そんなときにも使われてしまう「頑張ります!」は便利な言葉だと思います。
一応頑張るポーズだけは示せる訳ですから。
でも抽象的に「頑張ります!」と言ったところで、何を頑張るのか具体的なイメージを持っていないと実際は頑張ることはできません。
新人時代、最初は何をどうすればよいか分からないけど、とにかく何とかしなければならないという一生懸命な思いで「頑張ります!」と言っていた人たちも、いつしか成果が上がらないときの言い訳として「頑張ります!」を連発するようになったりもします。
仮に目標を立て、理想を掲げたとしても、その後の具体的アクションが見えてなければ、計画というものは何も進みません。
具体的に、どういう視点で物事を捉え、何を勉強し、何を参考にし、どういった工夫を凝らし、どのように行動するのか。
それらを具体的に一つ一つ考え、実践しなければ成果は出ません。
しかしそれらを考え、実践するのには苦労がつきもの。そこを具体的に「頑張る(=知恵を絞る、プレッシャーに耐えるなど、精神力・知力・体力の限界に挑戦する)」ということでなければならないはずです。
新人時代には業務知識が乏しいのが当たり前ですから「頑張ります!」の一言で許されていたことが、それなりのキャリアがついてくると、ただの「頑張ります!」だけでは許されなくなります。
しかしいつまでも抽象的な「頑張ります!」だけでごまかしてしまっている人は、意外と多かったりするのではないでしょうか?
私自身、そんなことにならないように・・・「頑張ります!」
次は、杉平です。