中間管理職のつぶやき

おはようございます。土田です。

先日読んだ三国志関係の本でこんなことが書いていました。

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国力や人材の量・質が(魏に比べ)圧倒的に劣る蜀は、劉備が臣下と
「この人のためなら死んでもいい」という任侠的な人間関係を
つくることで、なんとか他国に対抗できていた。

しかし、代替わりも進み、旗揚げ当初の臣下が徐々に減り、
様々な出身地、背景の家臣が増えると、徐々に任侠的な強固な
人間関係は薄れ、一枚岩な組織ではなくなり、
「魏の小さい版」みたいな組織になってしまい、弱体化した。

劉備が死に、諸葛亮が死んだ後は、
家臣同士の派閥争いや、自分の政治的ポジションを守るための戦争が繰り返された。

国力も疲弊し、組織も一枚岩でなくなったところを魏に攻撃され、蜀は滅びた。

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また、いまさらながら「海賊とよばれた男」を読んでいますが、

強い組織は例外なく、
「この人のためなら、この組織のためなら命をささげてもかまわない」
という任侠的な人間関係と
「国家天下のために必要なことをやっているので、どんな困難も厭わない」
という使命感のようなものがメンバーにみなぎっています。

マネジメントとは結局、「人間力」であるというのを、先日某企業採用部長から聞き、
妙に納得しました。

任侠的な人間関係をつくり、使命感を持って働くメンバーを増やすというのが
マネジメントなのだという気がしています。

そのためには、こんなことが必要です。
・管理職がメンバーを信頼する・裏切らない
 →信用できない人には命をささげない
・管理職がメンバーよりも率先して大変な仕事をやる
 →実行しない、口だけの人にはついてこない
・管理職がメンバーの功績に報いる
 →報われないと思った瞬間、がんばらない、見放す

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中間管理職になって
「商品体系化」「営業マニュアル作成」「企画マニュアル作成」
「業務の見える化」「業務の納期・クオリティ管理」などを
優先してやってきました。主に「A面」ですね。

しかし、明らかに優先順位と順番が間違っていたな~、と
反省しきりです。

「仕組みの補強」(A面)も大事ですが、一朝一夕に大企業のような仕組みが確立できるわけもなく
「B面強化」こそ、我々零細企業が巨大組織に対抗しうる、唯一の手段なので、
両輪で手を打つべきでした。

まずは、メンバーともっとコミュニケーションをとる、関心を持つ。
メンバーの嫌がること、難易度の高いことに率先して取り組む。
メンバーのいいところをほめる。

ということを心がけます。

また、トップとしっかりコミュニケーションをとり、
全社が強固な信頼関係で結ばれ、使命感にあふれる会社にしていくために
自分は何をできるか?を常に考えます。

それにしても、初めてやってみて、
中間管理職というのは本当に奥が深いです。

周囲の中間管理職の皆様に敬意を表し、
いろいろ教えを請いたいと思います。

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