グループワーク選考
こんにちは。パフの田代です。
本日は「グループワーク選考」をテーマにコラムを執筆します。
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◆グループワーク選考とは…
グループワーク選考とは、複数人の応募者にグループを組ませ、ある一つの
課題を与えて時間内に解決させるという形式の選考です。課題に取り組むプ
ロセスを面接官が見て、合否を判断します。
「協調性」を計るという意味ではグループディスカッションと似ていますが、
グループワークは討論形式ではなく、「新規企画立案」「資料分析、戦略立
案を行う」といったように実際の業務・仕事内容に近い集団作業となります。
◆グループワーク選考の目的
グループディスカッションよりも自由な状況で行われるグループワークでは、
選考の目的は、グループの中で各応募者がそれぞれどのような「役回り」を
行うのかを見ることにあります。
段取りを考え指示を出すリーダーになる人、気遣いをして意見や作業のサポ
ートをする人、タイムキーパーをする人、批評家、指示を待つだけの人など、
個人面接では見られない集団の中での立ち回り方をはっきりと見ることがで
きます。
他にはコミュニケーション能力、集中力、計画性、論理性、協調性、判断力
なども、グループワークの過程と成果から大まかに見えてきます。選考の目
的に照らしてテーマの設定が妥当かどうかを検討する必要があります。
◎グループワーク選考のメリット
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・テーマを実務に近づけることで、企業/業務理解促進、
応募者のセルフスクリーニング促進ができる
・一度に多くの応募者を評価でき、効率が良い
・集団の中での応募者の顔を見ることができる
・コミュニケーション能力、協調性など
個人面接では見られない特徴を見ることができる
◎グループワーク選考のデメリット
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・時間的な制約があるので第一印象に左右されやすい
・グループワークに慣れていない面接官が多いので判断の精度が低い
・応募者は他の応募者の発言や対応に影響される
メリット、デメリットを考えた上で、
自社の選考に当てはめてみてはいかがでしょうか。
今回のコラムは以上です。