後悔しない意思決定に必要なこと
皆さん、こんにちは。
お盆が終わった月曜の朝から、電車遅延によりギュウギュウの満員電車に詰められ一気に戦闘モードに突入したヨシカワです。
現在パフでは、お客様である企業の内定者の皆さんに「後悔しない企業選び講座、略して“意思決定イベント”」という研修を実施しています。
強引に入社を迫るのではなく、内定を出した人に入社後に後悔しないための研修をして、結果的に自社に入らなくてもそれはそれでOK!というなんとも太っ腹な企業様から研修を発注していただいて実施をしています。
2016年の学生向けには、私だけでも10回ぐらい学生の前に立って「後悔しない意思決定のポイント」というものをお話ししてきました。
それが以下の3点。
1)自分の内からでる入社理由(内発的動機)に基づいた企業選びの基準を掲げること
2)第3者が聞いても納得するような明確な理由があること
3)自分が選んだ結論を「正解」にする覚悟をもつこと
なんとも難しいお話です。
このレクチャーの後に、実際に学生一人ひとりと、各々の「企業を選ぶ軸」をヒアリングする時間があるのですが、実は「この人は絶対後悔しないだろうな」と心から感じられる人は、3)の覚悟を持っているか否かだけだったりします。結局1)と2)は、3)をもつための過程にすぎないんです。
「とにかく理由はないです。直観です。でも後悔しません!」
まっすぐな目でハッキリとこのように宣言されると「そうだね、頑張って!」と言いたくなるものです。
どんな人でも納得しそうなこねくり回したロジックを並べるよりいろいろ考え抜いた結果、腹をくくったスッキリとした表情が、一番説得力があるんです。
考えることはとっても大事ですが、ベストな決断というのはきっとなくて、ある時点でのベターな決断をするしかないのかな。
この研修を実施して、そんな風に思えるようになりました。
はて。15年前の私は本当に入社時にこの「覚悟」があったのか。そして後悔はしなかったのか。次回は、過去を振り返ってそんなことを書いてみようかなと思います。
明日は、パフに入ったのは「偶然×偶然=必然」だった保坂です。