ゴリラ的読書日記之2

こんにちは。

チャーミングなプライベート投稿、もしくは個々の思想史の回想が続く中、KYな投稿を続けてしまう佐伯です。

ネコCafeにチンパンジー(ゴリラ)が居るような感覚を個人的には覚えますが、Never Give Up。先にも述べたよう、情報の発信というブログ本来の目的ではなく、あくまで個人のルーティンの一環として継続させて下さい。

前回の投稿から頭の片隅で目次を検討していました。ベタですが、一旦このような流れにしたく思います。

< 著書 ☞ 動機 ☞ 所感 ☞ お薦め本 >

著書:石島洋一(2009)『決算書がおもしろいほどわかる本』PHP研究所。

動機:今月の上旬に初めて自社のKick-Offに参加しました。当然ではありますが、その際に現在の会社の財務状況の説明が行われ、自社の写像が数字を通じて伝えられました。個人的にはより踏み込んだ詳細推移への関心が高まりましたが、それ以上に私も含めた社員の会計リテラシーの向上が必要と感じました。売上や利益の増減だけでなく、売上高対営業利益率、ROA、労働分配率…などなど、会計の知見を活用した分析フレームを活用した議論、そこから派生する原因の追究、それは外部環境(つまりは単純にラッキーだったかどうか)が理由なのか…などなど、より盛んな議論が行われないといけないと感じ、大分前に購入し、闇に紛れて潜んでいた同書を再び手に取った次第です。

所感:財務諸表の読解を容易にする入門書として有名な同書ですので、その評価が表すよう、巷の簿記のテキストと比べても遥かに理解し易いものだと感じます。PL、BSの説明から入り、双方を用いたCase Study形式での分析フレームの紹介、締めにキャッシュフロー計算書の説明、とその構成は一般的ですが、本当に分かり易い(笑) 対象はこれから社会に出る学生諸君、更には一度会計を学んだが、少し経営、管理の現場から離れ、その知見が忘却の彼方へ離陸しそうな30代社会人(佐伯が該当)が良いような気がします。個人的には同書で知識武装をし、1ランク上の著書を読むためのステップアップ本としての活用が最も有用と感じました。

お薦め本:①小宮一慶(2008)『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』 ディスカヴァー・トゥエンティワン。 ②小宮一慶(2015)『「ROEって何?」という人のための経営指標の教科書』PHP研究所。 ③山根節(2015)『「儲かる会社」の財務諸表 48の実例で身につく経営力・会計力』光文社。

では、またの機会に…

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