社会人と学生の違いって?
こんにちは。いろんなものをもちすぎて、日々大きくなるヨシカワです。
先週より新社会人らしき人を電車で見る機会が増え、スーツの着なれない雰囲気や満員電車で無駄に抵抗をする様を見て、毎日微笑ましく感じています。
よく「社会人と学生の違いとは?」ということを学生から聞かれます。
そんなとき、「○○さんはどう思うの?」と聞き返すと…
●お金をもらって仕事するのが社会人で、お金を払って勉強しているのが学生
●プロフェッショナルなのが社会人で、アマチュアが学生
●社会人になると海外旅行がいけなくなるらしい
●社会人になると利害関係のない友達ができないので、学生のうちの友達は大切にした方がよい
などなど。
あっているな、とも思いますが、若い時の自分を振り返り、他人様からお金をもらってプロとして価値提供できていたか?と言われると・・・ちょっと自信がありません。
また社会人になっても、なんども海外に行ったし(しかも金銭面に余裕があるから結構いい旅ができる)、社会人になってからのお友達もたくさんいます。
“違い”ってなんだろう?よくわからいなぁ、と考えていたとき、尊敬する協賛企業の人事責任者イトケンさんが、学生に向かってこんなことをお話しされていた ことを思い出しました。
「4月1日になったら、いきなり社会人になれるわけではない。
だって3月31日と4月1日の自分なんて、そんなに大きく変わらないでしょう?
学生の皆さんは「社会人になる」ということを、何かの線で区切りたがるけど、そんなハッキ リした線なんてないと私は思っている。
イメージで言うと“ゆるやかな坂道”みたいな感じ。
毎日の成長は自覚するのは難しいけど、日々の積み重ねですこしずつ上にカーブしていって、 ふとした瞬間に後ろを振り返ったら『社会人になっていた』ということなんだと思う」
とてもしっくりきました。
年の区切りや新学期は、気持ちも新たに肩に力が入りがちですが、
それよりも毎日少しずつ良くなることを考えた方が、
ゆるやかな坂道が、少し角度がついて早く本当に意味でのプロになれるのかもしれません。
昨日より今日。今日より明日。
肩の力を抜いて、4月を生きよう。と思ったのでした。
次回は、ひどい肩コリ&腰痛もちのホサカです。