社員は誰のもの?
やってきました、第38回アユログ!
(あ、すみません。横山が可愛すぎて思わずマネをしてしまった38歳ヨシカワです)
先日、パフの年に一度の大きなセミナー「採用コロンブスのたまご」が、無事、終了しました。
私もあるコーナーの司会をやらせていただいたのですが、その回で、最後に講演者である
S社のK課長が来場者の採用担当者の方へ贈られたメッセージがとっても素敵でした。
事業の世界では、これまでの歴史や会社の規模などで、どうしても1年でその順位
をひっくり返すようなことは難しい。ただ「採用」という仕事に関しては、そこに
携わる採用担当の熱意・工夫、かけるマンパワーとコスト次第で、自社よりも大きな
会社に勝つこともできる仕事だと考えている。今はとっても採用が厳しい時代ですが、だからこそ、本当に自社にとってよい採用
を追及していきたいです。またもう一つ。
弊社の副会長から管理職に対して、いつも言われていることがあります。
「社員は会社のものだと思うな。社員は、社会のものだ」
自分の部下を会社にとって都合のよい扱いをするのではなく、お客様や社会にとって
価値ある存在となるよう仕事をしてもらいなさい。と言われています。なので私は、採用においては、弊社を受験に来てくれた学生に対しては、たとえ
その学生が自社に入るかどうかにかかわらず、おかしいなと思う言動をした際は
説教をしてしまうんです。今後社会に出たあと、きっと彼ら彼女らが困るだろうことは
その場で、我々がきちんと指導する責任があると思うからです。採用活動は自社によい人を採用することと同じぐらい、
社会によい若者を送り出す、いう大きな役割もあると考えています。
これまでも歴史ある会社の経営者はみな、自社だけではなく社会全体をよくする視点を
もってらっしゃいました。
200年以上続くS社にもまた同じような価値観が脈々と流れていることにとっても
感動しました。
管理職として、社員が社会に役に立つ存在になるよう指導できているか。
社員の一人として、会社を超えて社会全体に役に立つ仕事ができているか。
この二つを常に自分に問いながら仕事をしなくては!と姿勢が伸びました。
本日は関東に台風が迫っています。
雨風を吹き飛ばすほど、大きな視点で仕事していきたいと思います。
さて明日は、第36回みつログ!です。