忘己利他
こんにちは、コバやんです@
子どもってどうしてあんなにアンパンマンが好きなんでしょうね?
うちの子どもも「おはよう」の次には「アンパンマン観たい」と主張するのが
毎日の日課になっています(笑)
2歳前のこの時期は語彙爆発が起こっていて
1日に1語以上のペースで言葉を覚えるそうです!
つい先日も、考え事をしていると横から近づいてきて
「どうしたの、パパ?」と声をかけてきました。
初めて発した言葉でしたので驚きましたが、この一言は本当に嬉しかったです♪
昔から言霊について語られるように
言葉には人の心に変化をもたらすある種の”力”があるのかもしれません。
今日はちょっと前に感動した言葉をブログにしたいと思います。
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7月10日なのでもう2週間も前になりますが
NHKの「プロフェッショナルの流儀」で
小児肝移植の第一線で活躍される外科医、笠原群生さんのお話を見ていました。
※見ていなかった方はこちらからどうぞ
http://www.nhk.or.jp/professional/2017/0710/
笠原さんは難しい手術を無事成功させるために
『やるのではない、やりきる。』ことを常に意識して臨んでいるそうです。
-やりきるために、たくさん勉強する。
-やりきるために、たくさん経験する。
術前は念入りな手順の確認から、徹底したリスクの洗い出し。
術後はノートに術の詳細をまとめ、回避できたリスクはなかったかの分析。
そしてそのノートはこれからの手術のために活かしきる。
柔和な表情の医師の背中に隠れた
ストイックなまでにひたむきな意志に久しぶりに心が震え、
『やるのではない、やりきる。』
こう言い切った言葉にも強い力を感じました。
テレビで切り抜かれた一瞬でしたが、笠原さんに非常に興味を持った私は
どうしてこの人はこう強く言い切れるのだろうかと考えました。
幼い命を預かる人間であるからといえば、まぁそうなんだろうと納得できるのですが
もっとはっきりしたものを知りたいな、と思っていたのです。
そのとき、笠原さんへのインタビューでたまたま医師の部屋で撮影をしていた際
カメラのバックに、風景のひとつとして溶け込んだあるものに目を奪われました。
それは、どなたかの贈り物だったのでしょうか、一枚の色紙でした。
そこに書かれていた言葉。それが、
『忘己利他』
あぁこれだ!と妙に納得したのを覚えています。
とくに「忘己」にこの人の強さがあるんだとも感じました。
人を創る良い言葉には、誰かを良い気持ちにさせる効果もあると思っています。
番組を見終わって、私もそのひとかけらくらいもらえたような気持ちになりました。
また人の創る良い言葉(例えば、ありがとう、などの感謝の言葉)なども
誰かに伝わって良い気持ちにさせてくれるものです。
言葉は口を離れたらそれっきり自分では回収できないものですから
いつでも誰かを幸せにするというのは難しいものですが
それでも誰かを想っていい関係をみんなが築いていけるならば
とても素晴らしいなと、改めて感じました。
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…書いてみて思いましたが、なんか最近言葉に関するテーマばかりですね。
なにか心にくすぶっていることでもあるのでしょうか(笑。
ともかく、コバやんのひとりごと、今回はこの辺で。
お次の溝渕くん、よろしくお願いします♪