弦楽四重奏曲第3番
おおきに!カカこと石上です。
入社してもうすぐ5か月が経ちます。
関西人の私も「値引き」という響きは好きですが、パフの仕事ではあまり目にしませんし、
概念がないかもしれないです。
そこで、概念が変わった話を。
先週の日曜日にNHKのEテレで放送されていた「クラシック音楽館」
という番組をたまたま観ました。
その日は弦楽四重奏の特集で、中でも近現代音楽を得意とする演奏家
たちによる演奏とインタビューがあったのですが、その中で面白い
質問がありました。
『作曲家がつくった曲を演奏する中で、”これは不可能だ”と感じたことは
ありますか?』
近現代の音楽には、いろいろな「新しい」技法が用いれてあり、音の合わせ
方も昔の時代の音楽と異なるので、「難しい」音楽のように感じます。
しかし、現代音楽のエキスパート「アルディッティ弦楽四重奏団」の
メンバーは答えます。
ー 近現代の音楽は常に新しい手法を取り入れてるとは思わない。
このインタビューを聞いた時、なぜか私はハッとしました。
「新しい」ことだけら「不可能」とか、「難しい」から不可能と
思い込んでいることも、実は「新しく」なくて、ひとつずつ分解すると
意外と「シンプル」なのでは・・・
物事を難しくとらえてばかりでは、「不可能」に感じてしまいます。
例えば、無理難題のように思える上司からの指令も一つずつ解体して
考えれば、その日やること、一歩一歩のステップが見えてきます。
ー 現代音楽のピュアでシンプルなところが気に入っている。
特になにもしなかった休日でしたが、とても大きな気づきを得た
気がした日曜日でした。