企業が若者に求めている力

こんにちは、いつも元気有り余る平原です。
丈夫な体に産んでくれたことをひたすら両親に感謝するばかりです。
田代くんの思考がどこか遠いトコロに飛んでいそうで心配です(笑)

さて、最近複数のお客様で新卒採用でジャッジするべき力(要件)は何かを
明らかにするというお仕事をさせていただいています。

いろいろな方にお話を伺ったり、社員に広くアンケートを取ったりして、
その会社で活躍するためにはどんな力が必須なのかを調査していきます。

これ、その会社の社風や風土、人に対する考え方に真っ向から
向き合うのですっごく面白いです。

まず活躍するために必要な力は何なのかを聞いていくのですが、その次に
入社後に育てられる力と育てられない力に分け、育てられる力は採用時の
選考基準からは外していきます。

そんな作業を繰り返して見えてくる本質は、

「素直さ」
「誠実さ」
「人と前向きに関わる力(意欲)」
「積極性」
「思いやり」
「逃げない」

といった、シンプルなものであることが多いです。
逆に言うと、上記のようなシンプルなものは、入社後の教育で変えていくことが
難しい、と社会人が感じていることでもあるのです。

能力は、あとでどうにでも開発できるのです。
でも、その人の「人間性」はなかなか外から変えることができません。

大多数の企業は、若者を育てる気概に溢れています。
そんな企業の仲間になり、活躍するためには、まず自分自身が真っ当な人間であることが大切。

素直じゃなかった人が素直になるためには、本人がそうありたいと強く思って自分を変えるしかない。
苦しい場面ですぐに投げ出してしまう人が逃げない人になるためには、本人が向き合う覚悟をするしかない。

就職活動は自分に向き合うタイミングです。
私たちは数か月の間に驚くほど変化し、成長する学生の皆さんに毎回驚かされます。
人は、変われます。

ぜひぜひ、就職活動が本格化する前に、自分とじっくり向き合ってみてください。
人から信頼される、一緒に働きたいと思ってもらえる人間性を備えるために、
自分の伸ばすべき力は何なのか、考えてみて下さい。
初めて会う人にも興味をもって、たくさん話してみてください。

エントリーシートの文章を練るよりも、もっと大事なことに気が付けるのではないかと思います!

説教臭いブログ、失礼いたしました。
お次は秋のファッションがカワイイ岩崎さんです。

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