「成長」の機会
やってきました、第56回かほログ!
先日、入社後新入社員の二人の「社内改善会議」にカカさんと一緒に参加してきました。
二人は今、営業としての活動とは別に、研修の一環として社内の改善に取り組んでいます。
入社して丸三年経った私からすると「当たり前」となってきていることが、果たして本来のあるべき姿なのか、もっと良くするにはどうしたら良いのかという議論が繰り広げられています。
私も同じ道を通っているはずなのに、新鮮な意見が多く、面白いです。そして学ばせられることもあります。
後輩三人の意見を聞いていると、「こんなことあったなー」と思うこともあれば、「こんなこと考えたっけ?」と思うこともあるのです。
それが新鮮なわけなのですが、ふと気づいたのです。
私は筋が通ってないことには(嫌いなので)敏感なのですが、それ以外のことには鈍感であるということ。
「ああ、そういう感じね、オッケー!」と余り疑わずにその文化を受け入れてしまいます。
そんな性格なので、意識しないとその日常の課題が見えてこないのかもしれません。
というのは私の個人的な反省ですが、同時に、どういった環境で若者は「成長」するんだろうかと考えていました。
今回の「社内改善会議」のように、当たり前を当たり前で済ませずに、目を向け、考え抜き、行動することは「成長」にとってとても良いことだと思います。
山のような情報にあふれ、あらゆることのマニュアルが整っている現代ではなかなか、改めて考えるということが少なくなってきているかと思います。
さらにルールが過剰にあると、考え方・行動も決まってしまい、機械的になってしまいます。
最低限のルールがありながら、常にその上を考え、工夫を凝らしていくような組織こそが、個人としても、組織としても「成長」していくのではないかと考えます。
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お次は、大岡さんです!