「社会科見学」になるな
こんにちは、コバやんです@
動線が考えられているかはアヤしいですが
料理が好きな方なので、「手際良く」というのは気にしています。
特に製菓は道具がすぐにシンクに溜まるので、片付けながらを基本にやってます。
最近料理の手伝いに興味を持った息子に「お父さんすごーい」と言われるように
ちゃんと料理を教えてあげられたらなー、なんて考える日々です。
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先日19年度採用の内定式を終えたばかりなのに
今度は20年度採用のインターンシップ活動、と
慌ただしく人事の世界は回っておりますね。
セミナーの代替品になっているものは脇によけておいて
今回は実際に職業体験をしているほうについて少し考えてみました。
【インターンシップ】という言葉を改めて調べてみると
「学生がインターン(実習生)として一定期間、企業で実際の仕事を体験する制度」と
人事労務用語辞典では紹介されています。
もともとは医学界で研修医として勤務することをインターンと呼び
それが企業が取り入れる形で拡大。
その後1997年に政府が産学連携による人材育成を目的として導入の推進を始め
現在のインターンシップの形が出来上がったようです。
で、どうして今更インターンシップのことを言い出したのかといいますと
かなり前に駐在所でも高校生インターンシップを実施という話題を見まして
駐在所とは珍しいなぁ、と感じたこと半分、
残りはなんだか社会科見学みたいだなぁ、と感じたことがきっかけでした。
私が社会科見学で覚えているのは
小学生の時の製紙工場の見学(実家は紙の町なので)と
中学生の時のスーパーの定員の一日体験です。
スーパーの一日体験では、品出しや商品PRの声掛けなどをやっていました。
そして、それを思い出してふと一考。
ただの職業体験なら今の学生なら社会科見学でやってるだろうし
アルバイトも経験しているし
今時ネット使えば大概の情報は手に入るし…
半端なインターンシップ、就活生には必要なくない?
インターンシップが採用の主流となってきた昨今
用語辞典の言葉通り「実際の仕事を体験する」だけの
ステレオタイプのインターンシップにどれほどの価値があるでしょうか。
必要なのは、ビジネスという檀上で「Trial and Error」を実践し
仕事の本質を身に着けさせることではないかと考えています。
(学ばせるでも体験させるでもなく、体に覚えさせることが大事かと)
昔のギルド制度のような意見ですけど
真に「自分の会社のため」、また「学生のために」有限な時間を活用するなら
この実現を突き詰めていくことが
インターンシップの実施価値になるのではと私は思っています。
就活生の隙間なくスケジュール帳を埋め尽くすインターンシップの予定を見ると
彼らの頑張りがとてもよくわかります。
インターンシップ掛け持ちも当たり前です。
でも、その頑張りの先がセミナーラッシュではあまりにも残念です。
「自社に学生を呼び込むため」ではなく
「自分たちがその学生を成長させてやる!」の意気込みで
厳しくも楽しい気力に満ちた時間を学生と過ごしたいという企業が
1社でも増えてくれることを願っています。
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それではでは、コバやんのひとりごと、今日はこのへんで。
お次は清水さんです。よろしくお願いします♪