鬼退治の成功要因

東京生まれ地元志向な吉川です。
先日、あるかたから「杉並臭」というものがあると聞きました。
穏やかな住宅街であまり都会感がない。都心へのアクセスもすぐなので、自宅付近とあまり変わらない格好で町に繰り出してしまう、そんなタイプだそうです。
はい、あたってます。
お洒落な都会の飲食店より阿佐谷の焼き鳥屋の方がウキウキしちゃう自分を思うと納得してしまいます。

そういえば最近のパフは、かなり出身地が多岐にわたっています。
生まれた土地で性格も変わるとなれば、これも立派なダイバーシティですね。

先日、常見陽平さんが、10年ぶりにパフでセミナーをしてくださいました。

世の中・企業広報・大学・学生生活の現状のリアルな話の数々。
就活生とは日々会っている私ですが、普段学校生活を過ごす学生がどんな環境で何を考え行動しているのかまでは、実はあまりよく分かってないことを実感させられる、非常に内容の濃い講演でした。

その講演のなかで「桃太郎の鬼退治成功の理由」という話がありました。

桃太郎はなぜ鬼退治に成功したのか??

しかも村にいる腕っぷしの強い人間ではなく
イヌ・サル・キジというメンバーで勝てた理由とは?

答えは、よい仲間を集めたから。
そう、“採用成功”したからだそうです。

採用成功の秘訣は3つ。

1)大きなビジョン
→鬼ヶ島に行って鬼を倒すという壮大で明確なビジョンをブレずにぶちあげた

2)待遇改善
→リスクの伴う冒険についてくる仲間にはきび団子というご褒美を最初に渡した

3)ダイバーシティ
→イヌ・サル・キジという属性のダイバーシティに加え、噛みつく・ひっかく・目をつつくという役割のダイバーシティもあった

へー。となりました。

この話を聴いて、
「やっぱり採用の根本は『いい人に選んでもらえる会社にする努力』がもっとも大切なのかな」と思いましたとさ。

では明日は、三太郎でいったら、桃太郎っぽい、保坂です。ハチマキ似合うし。
(私は金太郎、大岡さんは浦島太郎っぽいと勝手に思ったりしました…)

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